ビールグラスをオリジナルにするメリットと作成方法とは?販促を狙うためにこだわるべきポイントも紹介

バーや居酒屋などの飲食店でよく見かけるオリジナルのビールグラス。お店のロゴなどがプリントされていて特別感があるため、多くの飲食店で取り入れられています。

最近では、名入れのグラスを1個単位で注文できる通信販売なども普及してきており、お酒好きの方やプレゼントなどでよく利用されているようです。
そんな憧れのオリジナルビールグラスですが、飲食店を経営されている方の中には、作りたくても作製方法などがわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ビールグラスをオリジナルにするメリットと作成方法、作製時にこだわるべきポイントについてご紹介します。興味はあったもののなかなか実行できなかった方やグラスにこだわりたい方、新調したい方はぜひ最後まで読んでみてください。

ビールグラスをオリジナルにするメリット

「うちはビールにこだわっているし、味に自信があるからグラスにまでこだわる必要はない」とお考えの方もおられるかもしれませんが、実はビールグラスをオリジナルにすることには、いくつかのメリットがあるのをご存知ですか?

ここではまず、ビールグラスをオリジナルにするメリットについてご紹介します。

店舗の認知度がアップする

近年、オリジナルのビールグラスは、自店を手軽にブランディングするための手段として飲食店の経営者の方々から注目されています。
ビールをグラスに注ぎ提供するだけで、お店の個性を表現できるので、「自店の良さを知ってもらいたい、もっと好きになってもらいたい」とお考えの経営者の方にピッタリのブランディングなのではないでしょうか。

お店の名前やロゴが自然とお客様の目にとまり、初めてご来店いただいたお客様にも店名を覚えてもらえるチャンスが増えます。

また、最近では飲食を楽しんでいるところをSNSにアップする方も多いです。オリジナルビールグラスを持ったお客様が、SNSにその様子をアップすることで、宣伝に資金を投じずに集客が見込める可能性もあるでしょう。

特別感を演出できる

お店オリジナルのロゴや店名の入ったグラスは、使用するだけで自分のお店だけの特別感を演出でき、他店との差別化が図れます。

また、オリジナルのビールグラスは、ただお店のロゴやイラストが入っているだけではありません。作製時にはグラスの形状や素材なども選ぶことができるので、少し変わった形のグラスを選べば、見た目にも特徴ができ、お店の雰囲気もおしゃれに演出できるでしょう。

さらに、グラスの形状はビールの味わいや香りを、より一層引き出す役割を担ってくれます。とくにビールにこだわっているお店では、形状にこだわったグラスでビールを味わっていただくことで、結果的にドリンクのリピート率や注文数のアップにつながるでしょう。

オリジナルビールグラスの作成方法

ワンランク上の演出で、SNS映えやお客様の満足度アップも期待できるオリジナルビールグラス。作製したいと思ってはいるものの、どこに依頼すればよいのかわからずお困りではありませんか?

そんな経営者様のために、ここではオリジナルビールグラスの作成方法の例を3つご紹介します。

インターネットで依頼

最近では、インターネットで「オリジナルビールグラス」や「オリジナルビールグラス 飲食店」と検索すると、通販で購入できるサイトがたくさんヒットします。
その中には、個人のプレゼントや記念品としてひとつからオーダーできるサイトもあれば、飲食店で使用する数量のグラスをオーダーできるサイトも。

デザインも自身で作成したものを使用できたり、サイト上で作成できたりと手軽に依頼できます。営業終了後や休日に、自宅でゆっくりとデザインを考えて依頼できるので、忙しい合間に打ち合わせせずに済むのもインターネットで依頼するメリットではないでしょうか。
ただし、商品のクオリティに関しては、画面上でしか確認できないため、はじめて依頼する場合は注意が必要です。

お酒の仕入れ業者で依頼

業務用のお酒を取り扱っている仕入れ業者でも、お酒と一緒にグラスを購入できる場合があります。

たとえば、なんでも酒やカクヤスでは飲食店を開業、経営する方をサポートするさまざまなサービスを行っており、お店専用グラスの作成も可能です。そのようなお酒のプロに依頼するのもひとつの方法でしょう。
この方法では、お酒を専門的に取り扱っている方に相談ができるため、どんなグラスを作ればよいのかわからない方や、依頼する数量でお悩みの方にとくにおすすめです。

グラスの他にも、メニュー表やお酒のオリジナルラベルの作成、POP・販促物なども同時に依頼できるので、これから飲食店を開業する場合、まとめて依頼すると安心です。

例として、なんでも酒やカクヤスが運営する飲食店お役立ちナビの備品販売情報をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

備品のご提供、販売

備品のご提供、販売

オリジナルグラスの作成だけではなく、ビールメーカーのロゴ入りビアジョッキやタンブラーなどのご手配、各種販促物やメニューの作成も承っております。
「飲食店お役立ちナビ」にリンクされています。

業務用備品業者で依頼

業務用の食器やグラスなどを取り扱う備品業者でも、オリジナルグラスの作成を依頼できる場合があります。幅広い種類のグラスからお好みのものを選んで作成できるので、ビールにこだわる経営者様におすすめです。
依頼できる数量は、グラスの種類や印刷方法によって異なり、ひとつから依頼できることもあればダース単位での注文になることも。予算に合わせて相談に乗ってくれる業者も多いので、何かとお金がかかる開業時でも作りやすいでしょう。

飲食店で使用するグラスの購入方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

飲食店のグラス一覧!居酒屋・バーなど業態別の必須グラスや購入方法、コスト削減のコツも解説

オリジナルビールグラスを作成時にこだわるべきポイント

オリジナルビールグラスを作成すると決めたら、次に気になるのはどんなグラスを作るかです。ビールは乾杯の際に注文されることも多く、お店の印象を決定づける可能性もあるため、グラスにはこだわりたいもの。
とはいえ、実際にオリジナルビールグラスを作るとなると、どこに注力すればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、オリジナルビールグラスを作成する際にこだわるべきポイントを3つご紹介します。

ビールグラスの選び方にこだわる

オリジナルビールグラスを作成する際は、まずはビールグラスの選び方にこだわりましょう。以下は、ビールグラスの選び方です。

  • ビールの種類に合わせたグラスを選ぶ
  • 材質にもこだわって選ぶ
  • 機能に合わせて選ぶ

ビールグラスは、ビールの種類に合わせてグラスを選ぶ必要があることをご存知ですか?

独特で芳醇な香りが特徴のペールエールには飲み口が外に広がったタイプ、香りと味わいを楽しむフルーティーなエールにはワイングラスのようなタイプ、泡立ちのよいヴァイツェンには中央がくびれたタイプなど、それぞれのビールに合わせたグラスを選ぶようにしましょう。

ビールの種類をそれほど多く取り扱わない場合は、どんなビールにでも合うようなパイントグラスがおすすめです。

また、最近ではきめ細かい泡が作れる陶器のタンブラーや、保冷に優れたステンレスなど、材質や機能にこだわって選ぶ飲食店も増えているようです。たくさんの種類があって迷ってしまいますが、その中から自店のコンセプトに適したグラスを選ぶようにしましょう。

これから飲食店を開業される方で、生ビールサーバーの基本や設置のポイントについて知りたい方は、こちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考になさってください。

開業予定なら知っておきたい生ビールサーバーの設置のポイント〔飲食店開業マニュアル〕

また、その他のドリンクについても、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

利益を左右するドリンクメニュー!ささるドリンクメニューをつくるヒントとは【チェックリスト無料ダウンロード】

デザインにこだわる

オリジナルビールグラスの作成でもっともこだわりたいのが、グラスに描かれるデザインです。お店のロゴを入れるのか、イラストを入れるのかなど、デザインひとつで印象がかなり違ってきます。

デザインはご自身で行うか、それが難しいようであればグラス作成業者に依頼することもできます。最近では、インターネット上やアプリで簡単にデザインを作り、そのままグラス作成を依頼できる業者もあるので、そのようなところを利用してもよいでしょう。

一般的に、デザインをご自身で行った場合はPDFなどで業者へ送付します。業者が運営しているサイト内に用意されているテンプレートを利用できる場合もありますので、納得がいくまでデザインを考えるようにしましょう。

加工方法にこだわる

ひと口にオリジナルビールグラスといっても、その印象は加工方法でも違ってきます。以下は、オリジナルビールグラスの加工方法の例です。

  • シルクスクリーン印刷:グラス表面にインクをのせて焼き付ける方法
  • 転写紙による印刷:先に印刷した転写紙をグラスに貼り付けて焼成する方法
  • レーザーによる印刷:レーザープリンタにデータを読み込ませてプログラミングする方法
  • サンドブラストに加工:金剛砂と圧搾空気を混合して透明なガラス面に吹き付ける方法

上記でご紹介した方法は、それぞれ向いているデザインや加工にかかる時間、費用が異なるので、どの方法が適しているか業者と相談して決めるようにしましょう。

まとめ

ビールグラスをオリジナルにするメリットと作成方法、作成時にこだわるべきポイントについてご紹介しました。

オリジナルのビールグラスは、お店のブランディングや販促のために重要な要素です。
形にこだわった適切なグラスは、ビールの味わいや香りをより一層引き出し、お客様により美味しいビールを提供できます。さらに、ロゴやイラストの入ったグラスはSNS映えも期待できるので、お店の宣伝にもなるでしょう。
お店のコンセプトやビールの種類に合わせて、ご自身のお店に最適なオリジナルビールグラスを作ってみてください。

なんでも酒や「カクヤス」が運営する「飲食店お役立ちナビ」では、飲食店の経営者様やこれから飲食店を開業する方のために、オリジナルグラスや販売促進に役立つ備品、店内装飾や器材などについてのご相談も承っております。

「自分のお店だけのオリジナルビールグラスを作りたいけれど、どこに依頼すればよいかわからない」という方は、まずは無料相談ページからお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

カクヤス編集部

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