外国人が日本で飲みたいお酒！カクヤススタッフに聞いた「実際に人気のお酒」も紹介

インバウンド需要が高まるとともに、飲食店業界では外国人観光客へのサービスを強化しているお店も多く、さまざまな施策を取り入れることに加えて、外国人に人気のお酒を提供したいという経営者様も少なくありません。

この記事では、外国人が日本で飲みたいと感じるお酒の種類や、実際に外国人観光客に人気のお酒をご紹介します。

インバウンド対策でお酒のバリエーションを見直したい方、外国人に人気のお酒を知りたいという方は、ぜひご参考になさってください。

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外国人観光客は、日本でどのようなお酒を飲みたいと考えているのでしょうか？ 飲食店に特化した接客英会話レッスンを展開している、株式会社華ひらくが実施したアンケートによると、外国人が飲食店で飲みたいお酒の1位は生ビール、2位が日本酒という結果に。

さらに、外国人は日本語で漢字の入っているウイスキーや、卓上で自分で割って作るホッピーなど、体験型のお酒を好む傾向にあります。
ここからは、外国人が日本で飲みたいお酒についてご紹介します。

出典元：「【300人の外国人に調査】外国人が日本の飲食店で飲みたいお酒」株式会社 華ひらく

キンキンに冷えた生ビールは、日本人の間でも愛されているお酒の1つですが、外国人にも人気のお酒です。
外国人観光客は、日本の生ビールがどんな料理にも合わせることができることや、グラスまでも冷やして飲むという習慣がないことから、冷えた生ビールに感動を覚えるのです。

ビール工場の見学なども人気です。たとえばビール会社各社の工場では、無料の見学ツアーや試飲ができることから、日本人だけではなく外国人観光客にも人気なのです。
他の国のビールと比べても安くておいしいと言われている日本のビールは、外国人観光客のお目当てのお酒の1位となっているのです。

美味しい生ビールの注ぎ方について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
→ 美味しい生ビールの注ぎ方！飲食店がビールの品質向上をするべき理由とは
→ オーダー率No.1の生ビールを扱うなら必読！ビールサーバーの基本

日本酒造組合中央会が発表している日本酒の輸出量は年々増加していて、2022年1～6月の輸出総額は約233億で、前年の同じ時期と比べて133.7％と伸長しています。
輸出国の1位はアメリカ、次いで中国、韓国、台湾、香港と、アジア圏への輸出が多いことがわかります。

日本食ブームによって海外でも日本食とともに日本酒もよく飲まれているのですが、海外の日本食レストランは高級でハイエンドなイメージがあるため、日本で飲む日本酒を楽しみにしているという外国人観光客も多くいらっしゃいます。

出典元：「2022年上半期日本酒の輸出総額」日本酒造組合中央会

おすすめの日本酒について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
→ 知っておきたい日本酒と居酒屋料理のペアリングの基本

もともとウイスキーは世界中で飲まれているものですが、アイルランド、スコットランド、さらにアメリカ、カナダと並び世界5大ウイスキーに数えられている日本のウイスキーは、外国人観光客にも人気が高いお酒です。

日本のウイスキー市場が回復を遂げたのは、ハイボールが流行したことが挙げられます。
ソーダで割ることで度数が高く飲みにくいというウイスキーのイメージを一新させ、価格もリーズナブルなので外国人観光客からも人気です。

ソーダ割などを提供するメリットについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
→ ソーダ割りや炭酸割りを提供するメリットとは？割材としての選び方もご紹介

ホッピーは、東京の下町の大衆酒場には欠かせない飲み物。昼飲みの聖地である浅草には「ホッピー通り」と呼ばれる通りがあり、両側にずらっと並ぶ居酒屋には、若者から外国人の姿までが目立ち、ホッピー片手に乾杯しているのが風物詩です。
ホッピーそのものはお酒ではなくアルコール度数は0.8％となっていて、通常は焼酎にホッピーを注いで飲むのが一般的。自分の好きな割合で自分流の楽しみ方ができるのが特徴です。

ビールの代用品として生まれたホッピーですが、今では人々に親しまれ、「自分で好きな濃さに割って飲む」という体験性も生まれることから外国人にも人気のお酒となっています。

バイスは、シソエキスとリンゴ果汁が主原料の割り材で、下町の大衆居酒屋ややきとん屋などで親しまれています。
焼酎と割って飲むので、ホッピーと同じように自分で作れることから外国人に好まれるお酒の1つです。

「バイス：甲類焼酎＝2：1」で割って飲むのがバイスサワーの黄金比と言われていて、バイスサワーを頼むとコップに入った焼酎とビンに入ったピンク色のバイスが出てきます。
バイスのさっぱりとしたシソの風味がお肉の脂を洗い流してくれると、やきとん屋さんなどで親しまれています。

バイスサワーの魅力や美味しい作り方について、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
→ 甘酸っぱさが人気のバイスサワーの魅力とは？美味しい作り方や仕入れ先を紹介！

ここからは、「なんでも酒やカクヤス」のスタッフが厳選する、実際に外国人観光客に人気のお酒をご紹介します。

ラベルに漢字が使われているものや、日本らしい印象的なラベルのお酒は、日本好きの外国人に好まれるお酒の1つです。
渋くもありながら見た目のインパクトに引き寄せられるのが特徴です。日本らしさを感じるラベルで、お酒に込められた想いを感じられるものが好まれます。

外国人観光客の中には、日本のマンガが大好きで、マンガで日本を知ったという方も少なくありません。

そんなマンガ好きの外国人のお客様には、マンガとのコラボレーションをしている商品がおすすめです。

お酒ではありませんが、インバウンド需要で人気が出た商品の1つとして水が挙げられます。日本でも水を買う人は増えていますが、海外では水を購入するのが普通の行為として浸透しているため、飲食店でもおいしい水を求めているのです。

日本の美しさの象徴とも言える桜。外国人観光客は、来日の際に桜の鑑賞を楽しみにしている方も多く、お花見とともに桜を感じるお酒を飲みたいと考えている方も。
もちろんお花見の時期ではなくても桜を感じるお酒は外国人観光客に人気なので、インバウンド需要を求めるのであれば用意しておくべきお酒ともいえます。

カップ酒は日本でもご当地カップ酒が人気ですが、外国人観光客にも人気の高いお酒です。とくに、ご当地キャラのくまモンや日本らしいイラストの、カップ酒はお土産としても人気があります。

キャップがそのままおちょこになる飲み切りサイズの日本酒は、いつでもどこでも日本のお酒を楽しめるとして外国人観光客に人気です。
江戸切子の徳利をモチーフにしたデザインが採用されていて、上品に表現されているのも特徴です。

誉富士純米吟醸酒は、静岡県初のオリジナル酒造好適米である誉富士を使用した純米吟醸酒で、米、水、酵母の全てが静岡というお酒。
ラベルに富士山がプリントされていることから、外国人に人気の高いお酒です。

日本刀PREMIUMは、静岡県産米を100％使用した純米大吟醸酒で、もともと米国輸出用として立ち上げたブランドですが、現在は日本国内でも販売しています。
高級感のある純米大吟醸酒に魅力を感じる外国人観光客に人気のお酒です。

外国人観光客に人気のお酒を提供することで、日本の料理やお酒を楽しみに来日した方に対して、最高のおもてなしができます。
日本独特のお酒や日本を感じられるラベルなど、さまざまなお酒を用意し、インバウンド対策を行いましょう。

なんでも酒やカクヤスでは、外国人向けのお酒を用意したいと考えている飲食店様に対して、用語集やメニュー作成など様々なインバウンド対策を提案をさせていただきます。なんでも酒やカクヤスまで、ぜひお気軽にご相談ください。

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