飲み比べセットで顧客満足度&客単価アップ!おすすめ酒器5選
これまで一合やグラス一杯の注文に対応できるように多数の日本酒を用意していたが、「出るアイテムに偏りが出て困っている」といった飲食店様のお悩みを伺いました。その反面、ご来店のお客様からは「せっかくの外食をおもいきり楽しみたい」「少しづつでも美味しいものを飲みたい」とのお声もお聞きしています。そんな飲食店様とお客様のお気持ちにこたえる提供方法として、数種類のお酒が飲み比べできる「飲み比べセット」を提供されてはいかがでしょう。
飲み比べセットで提供するメリット
家呑みではできない体験を提供できることが最大のメリットだと思います。美味しいものを少しずつ。実はこれ、家ではなかなかできない贅沢です。加えて、お店ご自慢のお料理との相性や、お酒の説明をすれば、味覚だけでなくお客様の知的な好奇心の満足度も上がることでしょう。
飲食店にとってのメリットは、1オーダーあたりの単価が上がること。反対に、お客様の支払単価は上がりますが、色々なものを試せるので、かえって割安だと感じていただけたり、満足度の向上にもつながります。
また、飲み比べをしたお客様に「一番好きな味はどれだったか」と伺うことで、コミュニケーションがとれ、お客様のお好みの「もう一杯」をおすすめしやすくなります。
他にも、「飲み比べセット」のテーマを時々変えて、偏ったアイテムのみが出ることのないように調整することも可能ですので、在庫のロスを少なくすることができるというメリットもあります。
飲み比べ、利き酒セットの提供方法と順番
セットを企画するうえでの、ポイントをまとめました。飲食店のコンセプト、客層や取り扱いアイテム、客単価に合ったセットにしましょう。
飲み比べ企画のポイント
- 何種類にするのか
- どのようなセットにするか
- アイテムの選定
- 一杯あたりの容量はどれくらいがよいのか
- 価格設定
何種類にするのか
3種類くらいで提供しているお店が多いようです。違いを比較しやすいですし、あまり種類が多すぎても頼みにくいので、気軽に頼めるけど飲みごたえもあるので3種類がちょうどいいでしょう。
どのようなセットにするか
本醸造、吟醸、大吟醸・・・と造りの違いでの飲み比べや、産地を分けた飲み比べなど、組み合わせ方は飲食店様次第。どのような飲み比べであればお客様に楽しんでいただけるか、テーマを考えてみましょう。
アイテムの選定
テーマに応じたアイテムを固定のセットにするのもいいですが、いくつかのアイテムからお客様自身に選んでもらうようにする、というのも一案かもしれません。仮に3種類選んで良いとなると「どれを選ぼうかな」と迷われるお客様もいらっしゃるでしょう。その際に「どんな日本酒が好みですか?」などお客様へ質問することからコミュニケーションが生まれ、そのコミュニケーション自体を楽しんでいただくことに繋がるかもしれません。
一杯あたりの容量はどれくらいがよいのか
一杯当たりの容量は40cc~50cc位で出される場合が多いようです。飲み比べセットをご注文される方は「いろいろ飲んでみたい」という気持ちがあるので、仮に3種類であれば約150ccとなり、一合よりもやや少ない容量なので、もう1セット、もう1杯のご注文もあるかもしれません。少なすぎてはもちろん物足りないので40cc~50ccがちょうどいい量と言えるでしょう。2種類の飲み比べであればもう少し容量を増やしても良いかもしれません。
価格設定
最後は価格設定です。容量にもよりますが、単品で1合注文するときと同じかやや高めの価格設定がおすすめです。さらに単品で注文した場合には少し値段が高いアイテムも飲み比べセットの中に含まれているとお得感も出るでしょう。
「どんな飲み比べセットにしたらいいか思いつかない」「考える時間がない!」などございましたら、ぜひ業務用酒販店のカクヤスへご相談ください。お店の業態や料理、客単価に合わせて、日本酒の選定や飲み比べセットをご提案いたします。
美味しく、愉しく飲む順番は
上記の企画のポイントを決めたうえで、どのように飲み比べをしていただくかを考えます。
一番重要なことは「美味しく、愉しく飲んでいただくこと」。ですので、お客様の好きな順で飲んでいただくのが良いと思いますが、もしお客様が迷われているようでしたら、「飲む順番」についてアドバイスを一言添えるといいかもしれません。「美味しく飲む」そのためには、やはり「飲む順番」は重要な要素です。その場合はぜひ「本醸造から純米酒」「吟醸酒から純米酒」のように飲んでいただいてください。ポイントは、「純米酒」を後にもってくることです。
純米酒は「水」と「米」のみで造られた日本酒なので、旨味が強く、濃厚な味わいのものが多いです。テイスティングの鉄則は「薄いものから濃いもの」ですので、軽い味わいのお酒から、しっかりした味わいのお酒へと、飲んでいただければ、それぞれのお酒の特徴に気が付いていただきやすくなると思います。
他にも「香りがシンプルなものから複雑なもの」、味の「淡麗なものから濃醇なもの」という流れで飲んでいただくと、より美味しく、愉しく飲んでいただけるでしょう。
おすすめ酒器5選
ワインテイスティングのようにお手持ちの紙にアイテムを印字し酒器をその上に並べれば、器の中身もわかりやすく、お客様に飲み比べを楽しんでいただけます。
ですが、ここでは「飲み比べ用の酒器」を使用してお酒を提供されることをおすすめします!「飲み比べ用の酒器」を使用することでお店のこだわりを感じていただきやすくなり、またある程度の単価設定にできます。
飲食店様の経営に欠かせないグラスや酒まわり用品、テーブル小物などの業務用備品が揃う「PRO TOOLS(プロツール)」さんに「日本酒の飲み比べ、利き酒用酒器」の売れ筋をお伺いしました。トレイや台だけの商品もございますので、現在ご使用の酒器でも応用可能かなど、ぜひチェックしてみてください。
ご紹介している酒器はカクヤス経由でも取り寄せ可能です。ご請求書もお酒などど一緒にまとまりますので、カクヤス経由で仕入れをされたい場合はお問合せボタンよりご要望ください。
1.色んな用途で使いやすい!
てびねり三味三昧セット
- プロツール商品番号:180-70
- 注文単位:2セット単位
- 参考価格:3,400円(1,700円/1セット)
グラスがセットの商品なので、飲み比べだけでなく珍味入れや三味タレ入れ等、色々用途が広がる乙な逸品です。
→ 商品詳細ページ(PRO TOOLS WEBへリンクしています)
2.ケヤキでできた利き酒台
別売りのグラスはコチラ → 高台吟醸グラス(005-0269)
専用入山札の追加購入はコチラ → 専用入山札10枚(038-47)
3.杉の木目が美しいトレイ
焼杉利き酒グラストレイ(グラス別売り)
- プロツール商品番号:096-67
- 注文単位:1コ
- 参考価格:1,230円
杉の木目が美しい飲み比べ用のトレイ。別売りの酒器とセットで使えば華やかな飲み比べセットの完成です。
→ 商品詳細ページ(PRO TOOLS WEBへリンクしています)
別売りのカップはコチラ → 利き酒カップ飲みくらべ3種組(トレイ別売り)(407-02)
4.かわいいそら豆デザイン
利き酒グラスセット
- プロツール商品番号:096-71
- 注文単位:1セット
- 参考価格:2,900円
そら豆をモチーフにしたデザイン。ぐい呑みやつまみ皿としてもご利用できます。
→ 商品詳細ページ(PRO TOOLS WEBへリンクしています)
5.扱いやすい樹脂製トレイ
利き酒トレイ(グラス別売)
- プロツール商品番号:138-72
- 注文単位:1コ
- 参考価格:1,880円
扱いやすい樹脂製トレイ。ラベルシールが30枚セットされており、提供時にお酒の情報が書き込め、貼った後にキレイにはがれます。台のグラス用穴(直径4.5×高さ4.5cm)に合うグラスであればお手持ちのグラスでもご利用いただけます。
→ 商品詳細ページ(PRO TOOLS WEBへリンクしています)
別売りのグラスはコチラ → 天開一口ビールグラス(180-59)
替えラベルの追加購入はコチラ → 利き酒トレイ用 替ラベル 300枚(138-73)
まとめ
飲食店で酒器の種類を数多く準備するのは、そう容易なことではありませんが、せっかくの飲み比べを堪能していただくためにも、適した酒器でお酒を提供してはいかがでしょう。もちろん提供方法だけでなく、飲み比べ、利き酒のアイテム選びに迷ったら、ぜひカクヤスの営業担当にご相談くださいませ。貴店にあったお酒をご提案いたします。
この記事を書いた人
カクヤス編集部
飲食店なんでもスクエアは、国内業務用酒販売上No.1、首都圏飲食店顧客満足度No.1の実績をもつ酒販店「なんでも酒やカクヤス」が運営するメディアです。
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カクヤス編集部にはワインエキスパート・エクセレンスやシニアソムリエ、SAKE DIPLOMAなどお酒の資格を持ったメンバーや、飲食店様に15年以上寄り添ってきた営業スタッフ、店舗スタッフなど様々なメンバーがいます。
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