売り上げが変わる!? 頼みたくなるメニューのネーミング8つの法則

お客様が飲食店のメニューを見る時、ただ漫然とフードやドリンク名が並んでいるだけで、お客様は本当に「おいしそう」と思ってくれているのでしょうか。

本当においしくて売れているメニューでも、メニューの名前ひとつで 「おいしいそう」と 思ってくれれば、より多くの注文に繋げられるはずです。

そこでこのページではメニューの名前の付け方に焦点をあてました。ネーミングの参考になれば幸いです。

ポイント1.キャッチフレーズを組み込む

普通は商品名とは別に「うたい文句」としてつける文章であるキャッチフレーズを、商品名自体に組み込む手法です。

  • 魅力を表現
    「旬の味覚がギュッと詰まった特製ランチ」
  • 店のおすすめを表現 
    「当店自慢の○○」「調理長のおすすめランチ」「みんなに愛されています!当店自慢の○○」
  • 味との相性の良さを表現 
    「ビールがすすむ!手造りソーセージ」「ワインがよろこぶ!盛り合わせチーズ」「○○の旨さがグンと引き立つ□□」
  • 好奇心を刺激
    「食べてみるとわかるカレー」

ポイント2.調理の技や手間のかけ方を組み込む

具体的な手間とそれに伴う美味しさをPRしたいときに、商品名自体に組み込む手法です。

「サラサラご飯のカニ雑炊」「○○のじっくり煮」「○○のコトコト煮」 「ふんわり仕上げの○○」

ポイント3.味付けを組み込む

具体的な味のイメージをもってもらいたい時に組み込む手法です。

「○○をおろしポン酢で」「○○を甘酸っぱいタレで」

ポイント4.インパクトの強い表現を使う

最も売りたい、PRしたいという想いがある商品に組み込む手法。

ですが、商品力の高さが備わっていないと期待を裏切って逆効果になるので、使うとしても主力メニューだけにした方がいいでしょう。

「究極の○○」「空前絶後の○○」「最強の○○」「夢の○○」「幻の○○」「魔法の○○」「○○の王様」

ポイント5.食感を擬音で組み込む

料理のイメージと共に食感のイメージをPRしたいときに組み込む手法です。

  • 歯応えの良さ・新鮮さ 
    「パリパリレタスとシャキシャキ大根のサラダ」
  • 香ばしいおいしさ
    「○○のカリカリ焼き」
  • とろけるおいしさ 
    「トロトロチーズのピザ」「トロ~リ豚の角煮」
  • 揚げもののおいしさ 
    「○○のサクサク揚げ」

ポイント6.素材や具の量感を組み込む

料理のボリューム感をPRしたいときに組み込む手法です。

「ネギどっさりラーメン」「□□ゴロゴロ○○」「□□たっぷり○○」 

ポイント7.シズル感を組み込む

料理自体のシズル感をPRしたい場合に組み込む手法です。

「アツアツ特製シチュー」「じゅうじゅう○○」「グツグツ○○鍋」「ほくほくポテトのグラタン」「シャキッと冷たい○○」

補足:匂い・香りもシズル感を喚起させます。「ハーブが香る○○」「○○のバター香り焼き」

ポイント8.遊びゴコロで命名する

メニュー自体に楽しさを感じさせることを目的として組み込む手法です。

この手法は「どんな料理なのかがわかりにくい」という弱点がありますので、多用は禁物です。

「びっくり○○くん」「陽気な○○」

さいごに

一般的にお客様はメニュー表やPOPをざっと見て注文することが多いもの。その短い時間にお客様の目に止まるには、柔軟で斬新で魅力的なネーミングが大切です。

8つのポイントを参考に、メニューの名前に一工夫加えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

たかぼうさん

学生時代はスポーツに没頭しすぎて、お酒を飲むことは無かった頃が懐かしいと思う今日この頃。今はビールが大好きすぎて尿酸値が気になる日々。しかしそんな尿酸値に怯えることなく、今日もキンキンに冷えたジョッキで生ビールを楽しんでおります。
「乾杯〜!」とジョッキに口をつけたら、半分以上飲むことが私の流儀です!!

普段は営業なのに調達資格を持っております。

  • 一般社団法人日本能率協会 CPP-A級

  ※CPP: Certifled Procurement Professional


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