焼き肉店が続々と大衆酒場業態に参入。今、もつ焼き大衆酒場が熱い! -料飲店トレンドと繁盛店事例 vol.4-

焼き肉店が続々と大衆酒場業態に参入。今、もつ焼き大衆酒場が熱い!

vol.4は「焼き肉店が続々と大衆酒場業態に参入。今、もつ焼き大衆酒場が熱い!」。焼肉店が、新たにもつ焼きをキラーコンテンツにした大衆酒場を始めています。焼肉店ならではのノウハウや仕入れルートを生かし、高付加価値のもつ焼きを提供し、大衆酒場市場で差別化を図っています。今回は、そんな焼肉店が展開するもつ焼き大衆酒場の事例を紹介します。


博多もつ焼き tHe Good MoR-Ning (東京・浜松町)

福岡の人気居酒屋「博多炉端 魚男(フィッシュマン)」の展開をはじめ、料飲店のプロデュースやコンサルなど幅広く活躍する森 智範氏と、福岡県飯塚市の知る人ぞ知る繁盛焼肉店「Mr.青木」(代表:青木繁道氏)のコラボレーション店舗。「Mr.青木」の高品質なもつ焼きを遊び心ある演出で提供するエンターテイメント型もつ焼き居酒屋だ。新宿歌舞伎町の「ショーグンホルモン」など肉業態を中心に8店舗を展開するGloriousBridgeが運営。今後はこの店舗をモデル店として、FC展開を検討中だ。

同店のなによりのウリは、「Mr.青木」セレクトのホルモン焼き。イチオシの商品は、「ザ グッドモーニンセット」(Aセット3,000円、Bセット4,000円、それぞれスマホアプリを使ったセルフオーダー利用で500円引き)。ナムルか前菜盛合せ、つまみ、ホルモン焼き、焼肉、麺のセットで、内容やボリュームからは破格の価格設定となっている。 ほか、「絶品!青木Mixホルモン焼き(300g)」(1,580円)や、「Mr.青木」でも人気NO.1の「青木のすだれステーキ」(1,680円)などが目玉商品。「青木のすだれステーキ」は、特殊なカッティング技術ですだれ状にした黒毛和牛で、味・見た目ともに感動のある品。原価で提供しているため、1日5食限定としている。

DATA

住所

東京都港区浜松町1-9-2 E-GAMIビル1F

運営

GloriousBridge

坪数・席数

10坪・22席

客単価

4,000円

開業日

2018年7月10日


もつ焼きよし田 (東京・門前仲町)

都内に9店舗(FC含む、2018年9月現在)を展開する人気焼肉店「炭火焼ホルモン ぐう」の新業態。「ぐう」の客単価が5,000円なのに対し、それよりも低い客単価で気軽にたちよれる業態を模索し、もつ焼き大衆酒場にたどりついた。10年以上、焼肉店として培ってきたノウハウを生かした店づくりが注目されている。

木材を多用し、明るく和を感じさせる雰囲気の店内は、大衆酒場そのものの趣だ。客席にはロースターが設置され、お客自身が焼くスタイルで豚を中心としたホルモンを楽しめる。

「ぐう」の仕入れや調理ノウハウを生かしたもつ焼きは、「シロ」「タン」「レバ」(各280円)、「カシラ」「豚トロ」(各330円)など15品を用意し、タレか塩かが選べる。「ぐう」では一皿約100gのポーションとなっているが、同店では大衆酒場というコンセプトを踏まえ、気軽につまめる60~70g程度に設定。レバ刺しは「ハツ刺し」「タン刺し」(各380円)などは6品。焼肉店で余りがちなタン下を茹で、塩とコショウでシンプルに食べる、同店唯一の牛肉料理である名物「茹でタン」(380円)をはじめ、一品料理も充実。このほか、〆として「特製焼きうどん」(200円)などを用意する。

ドリンクには、このほかには、「生ビール」(450円)、ハイボール(280円~)、各種サワー(280円~)、焼酎(380円~)、日本酒(270円~)など。キープ可能なボトルは1,800円~で用意。

DATA

住所

東京都江東区富岡1-26-13 富岡大和マンション1F

運営

ユニバーサル・ダイニング

坪数・席数

24坪・51席

客単価

2,500円

開業日

2018年2月13日


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