【2023年】お酒業界のプロ集団がトレンドキーワードを大予想!

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お酒業界における2023年のトレンドキーワードを大予想!

お酒業界の第一線にいるプロ集団、株式会社カクヤスに在籍する6名の飲食店様向け営業スタッフが、2023年におけるお酒業界のトレンドキーワードを大予想!
果たして、どのようなお酒が人気商品となる見込みなのでしょうか?

  • 大野郁美さん(営業推進部 商品販促課)
  • 石橋洋平さん(広域第一営業部一課:全国チェーン担当)
  • 中村太郎さん(首都圏第一営業部 四課:麻布十番、元麻布、六本木、港区などを担当)
  • 萩原龍也さん(首都圏第二営業部 一課:上野、秋葉原などを担当)
  • 石井麻利亜さん(首都圏第三営業部 四課:関内・桜木町・中華街などを担当)
  • 遠藤さおりさん(広域第二営業部 一課:1都3県のリージョナルチェーンを担当)

【2023年】シャンパン不足の流れで日本初上陸のシャンパンも欠品する!?

大野さん

2022年と同様に、2023年も引き続きシャンパン不足になると予想しています。

有名銘柄のシャンパンは1ヵ月以上欠品している場合もあり、現在は様々な輸入元様が新たな日本初上陸のシャンパンを輸入し始めている所です。
シャンパン不足と言いつつも、新たなブランドのシャンパンを導入する飲食店様がこれからどんどん増えていく可能性があります。
その流れで、認知度がそこまで高くなかったシャンパンに目が向けられ始め、お客様は安定性のある商材を求めるようになると考えています。

萩原さん

ナイト業界でも、「シャンパンの在庫があるならもっと欲しい」とお客様からお問い合わせをいただくことがありますね。そんなに必要としているお客様がいるんだなと改めて感じました。
地元の小さな酒屋さんでは、ドンペリが4万という高額で提供されていて、それでも仕入れ先がないことを理由に購入されるケースもあります。

※カクヤスでは、見た目にも味にもこだわった質の良いシャンパンを安定供給しています。数ある候補の中から、スタッフが実際にテイスティングをして厳選した『ルイモレット』『ツァリーヌ』『ヴィエイユフランス』の3銘柄・5商品のシャンパンを独占輸入し、カクヤス専売シャンパンとして提供中です。

【2023年】ビアボールが外でも手軽に楽しめるようになる!

――― 全国のチェーン店様では、どのようなお酒が流行すると考えていますか?

石橋さん

2022年夏くらいから、専門店での先行発売が始まっていたビアボールですね。

2022年の11月から家庭用商品の販売もスタートしていて、これから一般層の認知度がどんどん高まり、2023年にブームになると予想しています。

サントリー社は毎回仕掛け方が上手なんですよ。まずは一般向けに露出をしてから、2023年に飲食店への導入を増やしていく流れがすでに出来ています。
ビアボールは炭酸で割るビールのようなイメージで、特殊な飲み物ですが上手くお客様に浸透していくと考えています。

【ご注文リンク】ビアボール 中瓶 参考価格:862円(税抜)

2022年においても、低アルコールはトレンドのひとつでした。「アルコール度数が濃いめが好きな人は濃いめ、薄めが好きな人は薄め」という自由な飲み方が、今後さらに受け入れられるのではないかと思っています。
現在は、商業施設でフェアやイベントとして導入するケースもみられていて、例えば、ある商店街に連なる飲食店で積極的にビアボールを導入するようなケースもあります。
2023年からは、さらに幅広いエリアでがっつり仕掛けていくのではないかと予想している注目の商品です。

【関連記事】
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石井さん

2022年10月1日から中瓶と生ビールの値上げがあり、飲み放題に含めようかどうか迷われている飲食店様もみられました。そのタイミングで「こういう商品もあるんですよ」とビアボールを紹介していました。
実はビアボールは原価計算すると、普通のビール1杯よりも安いんですよ。ビアボールを単品のみで提供するのではなく、飲み放題に入れるという新しい試みをした飲食店様も1件あり、戦略的にアリだなと思いました。

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【2023年】豆乳割りがSNS映えの新たな流行になるかもしれない!

――― 1都3県のチェーン店様では、どのような商品がトレンドになると考えていますか?

遠藤さん

チェーン店様では、豆乳割りを見る機会が多くなってきました。

最近では、お店のロゴやマークなどが入ったオリジナルのタンブラーを置いているネオ居酒屋などが増えています。そのようなSNS映えする飲食店様では、若い女性のお客様が多く、定番の生ビール、ハイボール、レモンサワーに加えて、カフェっぽい要素のある豆乳ドリンクが流行っているんです。

普通の豆乳と甲類焼酎の豆乳割りをはじめ、豆乳抹茶やカフェっぽいソイラテ割りのような商品もあります。お洒落なグラスに注がれたお酒が可愛く映えることから、東急線沿いの飲食店様で流行り始めている印象を受けました。
豆乳には腸内環境を整える働きがあり、健康や美容のために飲まれている方も多いので、2023年にさらにブームが来ると予想しています。

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【2023年】クラフトビールは“瓶”ではなく“缶”のブームが来そう!

遠藤さん

もうひとつ流行ると思っている商品が、クラフト缶ビールです。よく日本で見るような定番のクラフト缶ビールではなくて、アメリカなどから輸入された商品です。
東京駅にある飲食店様では、巨大な冷蔵庫が設置されていて、そこに原色系のカラフルなラベルのアメリカ系のクラフトビールが大量に陳列されています。定番のクラフト缶ビールとは違って、デザインがとてもファッショナブルなんです。
クラフトビール自体は以前から流行っていますが、瓶ではなく、お洒落な缶のクラフトビールが2023年に流行ると予想しています。

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【2023年】海外で火がつき始めたクラフトラム酒ブームが日本上陸!?

中村さん

2023年にバー業態で人気が出ると予想している商品は、クラフトラム酒、いわゆる国産のラム酒ですね。

例えば、ヘリオス酒造様が出している『ヘリオスラム』などが挙げられます。

【ご注文リンク】ヘリオスラム 参考価格:2,552円(税抜)

実際に、バー業態のお客様から「海外でラム酒ブームに火がつき始めている」というお話を聞きました。
今季では、六本木に新規オープンしたキャバクラの店舗様が、海外発のラムタワーを作った事例もあります。バックバーのディスプレイの一環として、様々な種類のラム酒を飾っている飲食店様もみられました。

withコロナ時代になってから、初めてバーに来店するお客様も増えてきていて、ラムなどの分かりやすいお酒を頼まれるケースが増えてきています。そのような購買行動の変化もあり、2023年はラム酒が流行するのではと考えています。
2022年にクラフトジンが流行ったように、国産のクラフトラム酒ブームが来てもおかしくないですね。

【2023年】ショット類に新たな風が吹き込む予感!

萩原さん

『クライナー』『コカレロ』『テキーラローズ』という風に、ショットの流行が変わっている中で、秋葉原エリアで売れ始めているのが『ケケ キーライムパイ』です。

テキーラローズなどの正規輸入代理店である株式会社バジル様が、ケケ キーライムパイのインポーターとなっています。
ケケ キーライムパイは、アメリカの田舎のお母さんが作るようなキーライムパイをイメージした商品であり、ケミカルで甘く、ショットで飲めるカクテルです。

【ご注文リンク】ケケ キーライムパイ 参考価格:2,560円(税抜)

他には、アマレット(あんずの核のリキュール)の杏仁豆腐風な味にクリークが入っているリキュールの『ディサローノベルベット』も、とても飲みやすいと好評でした。

【ご注文リンク】ディサローノベルベット 参考価格:3,000円(税抜)

【2023年】ZIMAに代わる低アルコールRTDの人気商品が大流行!?

萩原さん

とても飲みやすい低アルコールRTDの『NEOプレミアムカクテル』も、2023年における注目の商品です。
惜しまれながらも日本を撤退してしまった、低アルコールRTDの『ZIMA』のようなイメージですね。※
NEOプレミアムカクテルは、ZIMAより見た目がポップで、ガールズバー、ダーツバー、ミュージッククラブなどを利用する若者の間で、間違いなく流行すると予想しています。

※「ZIMA(ジーマ)」は2023年3月31日から白鶴酒造によって日本に再上陸しています。
【ご注文リンク】ジーマ ボトル 275ML 瓶

【2023年】オペレーションを簡略化する商材の需要が高まる!

萩原さん

シルバー層の再雇用を促進する店舗が増える中で、2023年はオペレーションが楽な商材が流行すると思っています。

従業員の作業負担を軽減させるために生樽をサイズダウンし、持ち運びやすくしている店舗が増えているというお話を聞きました。
例えば、生樽のサイズを20L・15Lから、10Lにサイズダウンすることで、ビールの鮮度を保ちつつ、回転率を上げることができます。

店舗によってはメニュー数が多く、オペレーションがとても大変です。なおかつ、ベテランスタッフと新人スタッフとで、ドリンクの提供時間に差がだいぶ開いてしまうケースもあります。
そこで、レモンサワーコンクなど、商品+ソーダで提供できるようなオペレーションが楽な商品の発注も増えると予想しています。
店舗のスタッフさんが作る商品だけではなく、ビアボールのようなメイキング商材や、宝極上焼酎などの少量サイズの甲類焼酎に各種割り材などをセットで提供する『ナカ・ソト方式』でも、オペレーションの簡略化を図ることが可能です。

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【2023年】高品質・高単価の低アルコール・ノンアルコールの需要が増加!

石井さん

お酒があまり得意でない人に向けた、高単価のノンアルコール・低アルコール商品を導入する飲食店様が増えてきています。

例えばノンアルコールの場合、高単価のノンアルコールワイン、国産のジュース、地元産のサイダーなどを導入し始めた飲食店様がよくみられます。
最近では、アルコールを飲まない人でも、飲んだ人と同じ金額の飲食代を支払うケースが増えているんです。

お酒を飲んでいない人が「お酒飲んでないから、◯◯円でいいよ」と気を遣われなくて良いように、低アルコール・ノンアルコールをしっかり飲まれるケースが増えている印象を受けています。お茶やお水ではなく「もっと手の込んだ飲み物を飲みたい」と考える消費者も一定層いるようです。
誕生日のお祝いでは、シャンメリーなどを映えアイテムとして使用するケースもありますし、若い層の消費者でもお金を使うときは惜しみなく使うんだなという印象を受けています。

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ノンアルコールドリンクのラインナップとメニューで他店と差をつける方法

2023年におけるお酒業界のトレンドキーワードの数々!

『株式会社カクヤス』の飲食店様向け営業スタッフが予想した、2023年におけるお酒業界のトレンドキーワードの数々がこちらです。

  • 大野さん『シャンパン不足』
  • 石橋さん『ビアボール』
  • 遠藤さん『豆乳割り』『クラフト缶ビール』
  • 中村さん『ラム酒』
  • 萩原さん『RTD』『ショット酒』
  • 石井さん『低アルコール』『ノンアルコール』

皆さんのお住まいのエリアでも、上記の商品が2023年に大ブレイクするかもしれません。
お酒業界のプロ集団がトレンドに挙げた商品の今後の動向に要注目です!

※記事の情報は、2022年12月27日時点のものです。

この記事を書いた人

カクヤス編集部

飲食店なんでもスクエアは、国内業務用酒販売上No.1、首都圏飲食店顧客満足度No.1の実績をもつ酒販店「なんでも酒やカクヤス」が運営するメディアです。
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カクヤス編集部にはワインエキスパート・エクセレンスやシニアソムリエ、SAKE DIPLOMAなどお酒の資格を持ったメンバーや、飲食店様に15年以上寄り添ってきた営業スタッフ、店舗スタッフなど様々なメンバーがいます。

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