歓送迎会シーズンに高い需要！個性豊かなシャンパン・スパークリングワインで売上アップ！！

1年の中で、12月の忘年会シーズンについで会社などでの飲み会や会合が多いとされる3〜4月の歓送迎会シーズン。仲間や同僚、先輩・後輩の門出を祝うために開かれるイベントということで、“普段よりも良いもの”をオーダーするグループ客も多くなってきます。

なかでも、シャンパンやスパークリングなどの“泡”と呼ばれるようなボトルは、他のお酒に比べて単価も高く取りやすい上に、全員で一斉に乾杯できるなど特にこのシーズンにはメリットの大きい商材です。貸し切りやグループ利用も多いこの時期に、シャンパンなどを上手くメニューに取り入れることで売上増加につながるんです！

“泡“と呼ばれるスパークリングワインにも、様々なジャンルの商品があり、ラインナップは多岐にわたります。以下では、代表的なスパークリングワインの名称とその区分を紹介します。

以下の記事にて、各ジャンルの詳細な味わいや説明を記載しているので参考にしてみてください。

これらスパークリングワインの中でも、シャンパンは値段が張ることが多いですよね。これは、シャンパンならではの製法と原材料であるぶどうに寄与します。

シャンパン方式と呼ばれるこの製造法は、完成までに二度発酵を行う必要性があります。まずは、通常のワインを作るような工程で一次発酵。その後、1本ずつ瓶に詰めた後に酵母・糖分を加えて二次発酵を行いますが、シャンパンを名乗る場合は最低でも15ヵ月の瓶熟成期間が必要となります。この長期間に及ぶ二次発酵によって発生した炭酸ガスがゆっくりとワインに溶け込み、シャンパンならではの細やかな泡と華やかな香りを実現しています。さらに発酵の最中にも、瓶内の澱を除去するなど細かい手作業が必要となるため人件費も手間もかかり、自ずと販売価格が高くなるというわけです。

また、シャンパン製造に使用できるぶどうも限られています。フランスではシャンパンの他、ボルドー、ブルゴーニュなど伝統的なワイン産地において、ぶどう品種・栽培方法・醸造方法などオリジナルのスタイルが確立されています。これら伝統的な各地の個性を守るために、定められたのがAOC（原産地呼称統制法）です。これは、産地名を名乗るワインをつくる場合に決められた基準をクリアしなくてはならないという法律。この中で、使用できるぶどう品種についても規定が決まっています。基本的なぶどう品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエの3つ。さらに、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、プティ・メリエ、アルバンヌ、ヴォルティスという5つもシャンパン造りに使用できると認められています。

このように、シャンパーニュ地方で栽培・収穫され、決められたぶどう品種を使用し、伝統的な醸造方法＆熟成方法で造られたもののみがシャンパンを名乗ることができます。長い熟成期間と細かい作業に加え、細かい規定があるからこそ高いブランド価値があるというわけです。

「安くて美味しい」多くの場合、お客様のニーズはコストパフォーマンスが高い商品にあることが多いですよね。しかしながら、ただ安いだけでは納得してくれないのも事実。「〇〇産でありながらこんなに安い」「ソムリエの〇〇がお墨付き」など、商品情報を把握した上で付加価値のあるサービス提供を行うことで満足度の高い体験になるはずです。

お店がどのようなコンセプトを持って営業しているかによっても、セレクトするスパークリングは異なります。例えばスペイン料理やタパスなどをメインに提供しているのであればスペイン産のスパークリングやカヴァ、フレンチやビストロの店であればフランス産のスパークリングなど料理を中心としたペアリングを意識したセレクトを行うことでコース内での追加オーダーも見込めるはずです。

大勢のパーティーや、若者向けの飲み会の場合、単純に見た目が派手なものやフォトジェニックなスパークリングが求められることもあります。そんな場合は、液体の中にラメや金箔が入ったスパークリングワインを提案するのはいかがでしょうか。開栓時の盛り上がりも大切になるので、事前に幹事様と打ち合わせの上最高のタイミングで提供できるシーンを作りあげることもポイントです。

スパークリングワインの中でも、特にブランド価値の高いシャンパン。飲み会やパーティーで提供することで、心に残る特別感を演出できます。中でも「モエ・シャンドン」「ヴーヴ・クリコ」「ドン・ペリニヨン」「アルマン・ド・ブリニャック」といったシャンパンは知名度も高く、オーダーが入るだけでその場が盛り上がること請け合いです。

比較的値が張るとされるシャンパンですが、中にはスパークリングワイン並みに値段を抑えながらも味がしっかりとしているコストパフォーマンスの高い銘柄も存在しています。カクヤスが独占輸入販売しているラインナップにも、驚きのコストパフォーマンスのシャンパンが多数用意しています。「シャンパンは高いから導入できない」と思っていた方も、ぜひ検討してみてくださいね。

創業1963年「フレッシュ&ドライ」な現代的スタイルのシャンパーニュです。セザンヌ地区の白亜土壌で栽培されたシャルドネが、オリジナリティのある個性を引き出しています。

白ブドウ品種のみを使用した「L.B.N. コート ブランシュ」は、アカシア、グリーンアップル、アニスに形容されるアロマを持つフレッシュな1本。優しくクリーミーな泡立ちと口当たりは60ヵ月という熟成期間の賜物。生の魚介類とのペアリングは抜群です。

シャープな酸が際立つ「L.B.N. エクストラ・ブリュット」は、レモンなどの柑橘系の香りに加えヘーゼルナッツ、アカシアの花、スズラン、ヨードといったフレーバーも楽しめるフレッシュな1本。ドライな口当たりなので幅広い食事とのペアリングを楽しめそうです。

サーモンピンクの色合いが非常に美しい「L.B.N. コート・ロゼ」は、気泡とともにラズベリーやストロベリーといった果実の香りがふわっと広がる華やかなロゼ。ベリー系の甘酸っぱいニュアンスを残しながらも、赤ワイン由来のタンニンも感じられるため、通常のロゼワインよりもしっかり目の味わい。お肉料理やトマト系の料理と相性が抜群ですので、コース料理の中盤以降でも大活躍してくれる1本です。

72ヵ月の熟成をほどこした「L.B.N. ドゥース コート ドゥミ セック」は、甘口タイプのシャンパン。白桃やりんごといった果実の香りに加え、マーマレードやビスケットに形容される甘やかな香りが特徴的。シャンパンといえば辛口なイメージが強い日本ですが、こちらは控えめの甘さなのでドライ気味な味わいが好きな方でも問題なく楽しめます。

家族経営企業の中では、売上世界1位を誇る「GHマーテル社」のシャンパン「ルイ モレット」は、シャンパンの中でも圧倒的なコストパフォーマンスを誇るブランド。

シグニチャーである「ルイ モレット ブリュット」は、ピノノワール45％、シャルドネ21％、ピノムニエ34％の比率で、24ヵ月以上熟成させた黒ぶどう比率の高いシャンパン。洋梨やりんごのフルーティさに加え、ビスケットのような香ばしさもあるバランスの取れた味わいとしっかりとした泡立ちは幅広い客層に好まれる1本です。

また、「ルイ モレット ロゼ」はイチゴ、チェリー、バラ、ココア、チョコクッキーといった香りを感じる鮮やかなロゼ。フルーティーかつクリーミーな口当たりで、果実味が強いため初心者にもおすすめできる1本です。3,000〜4,000円台で購入できる、ハイコストパフォーマンスであることに加え、ブリュット・ロゼ共に食事とのペアリングも合わせやすいので飲食店のジャンル問わず導入しやすいシャンパンです。

「ルイ モレット」と同じく「GHマーテル社」が販売するシャンパン「ヴィエイユ フランス」。こちらも世界売上6位とポピュラーなブランドです。最大の特徴はボトルのフォルム。18世紀にはポピュラーだったとされるりんご型ボトルを採用しているため、見た目にも一般的なシャンパンとの差別化がはかれます。

シャルドネを100%使用した「ヴィエイユ フランス ブラン ド ブラン」は、瓶の性質もあいまって大きく熟成が進んでいるため厚みのある味わいが特徴的。ドライフルーツ、チーズ、ココアパウダー、バタートースト、ハシバミに形容される熟成感のある芳醇な香りに加え、シャルドネらしいミネラル感も同時に味わえます。天ぷらやおでんといった和食にも合わせやすいので、和テイストを取り入れている飲食店様にもおすすめです。

120ヵ月という長期熟成をほどこした「ヴィエイユ フランス クロム ヴィンテージ 2007」は、ぶどうの個性が上手く調和した上品な味わいが特徴的な1本。きめ細やかな泡からふわりと香る果実の香りと、ドライパイナップル、干し葡萄、アカシア、パンに形容される熟成香は長期熟成ならでは。おだやかなタンニンにほどよいフレッシュ感があり、飲み進めても疲れない安心感があります。普段からワインやシャンパンを飲み慣れているという玄人の方にもおすすめしたい1本です。

世界最古のシャンパンメゾンとして知られる伝統的なブランド「ツァリーヌ」。渦巻き状の縦線が入った黄金のボトルは、一見すれば忘れられないほどのインパクトがあります。

ラインナップの中でも、「ツァリーヌ バイ アドリアナ ブリュット」はセラーマスターとファッションモデルのアドリアナ・カランブーが共作した特別な1本。シャルドネ＆ピノ・ノワール＆ピノ・ムニエを同分量1/3使用した36ヵ月熟成のシャンパンは、穏やかな気泡と優しい口当たりのクリーミーな味わい。フレッシュさがありながらも、熟成の深みと複雑味もある非常にバランスがとれた仕上がりです。

上記で紹介したシャンパンは、すべてカクヤス独占輸入販売となっているブランド。価格帯も「ルイモレット」の3,000円代から「ヴィエイユ フランス」の20,000円代まで幅広く取り揃えているので、BARやレストランはもちろんのこと、居酒屋業態のお店にとっても導入しやすくなっています。

普段はあまり、ボトル物がオーダーされないようなお店さんであっても、この時期に合わせてシャンパンやスパークリングワインの導入を検討してみてはいかがでしょうか？
シャンパンやスパークリングワインの仕入れついてのお問い合わせや、取り扱い商品についてのご相談お待ちしております。