飲食店のお米はどこから仕入れる?時短で、おいしいお米を提供するノウハウを紹介

お米は銘柄や仕入れ先によって品質が大きく異なります。飲食店でお米を提供する場合、お米がおいしくないだけでお店の評判を大きく下げてしまうこともあります。
そのため、「もっとおいしいお米を提供したい」「おいしいお米を提供する良い方法はないだろうか?」と悩まれている飲食店の方も多いでしょう。

本記事では、飲食店におけるお米の悩みを解決して、時短でおいしいお米を提供できる方法を解説します。
おいしいお米を提供するためのノウハウを知りたい方は、参考にしてみてください。

飲食店が抱えるお米の悩み

最初に、お米について飲食店が抱えるお悩みの例をご紹介します。

お米の味をおいしくしたい

さまざまなメニューに使われるお米は、お客様の満足度を左右する食材の一つです。
そのため、いかにお客様がおいしいと感じるお米を提供するかは、飲食店を経営する方にとって非常に重要なポイントでしょう。

ただし、お店にはそれぞれメイン料理があり、お客様の声はメイン料理に関することに偏りがちです。そのため、お米の改善になかなか目が向かないというケースもあるようです。

とはいえ、お米の味の評価が低いままでは再来店率が低下し、顧客が離れてしまうおそれもあります。また「お米がおいしくなかった」と口コミで広まると、新規顧客の獲得に影響が出ることもあります
こういった損失につながる前に、早めにお米の見直しもしたいところです。

常に炊きあがりを提供したい

お客様にお米をおいしく食べていただくためには、炊きあがりを提供したいものですが、注文を予測して最高のタイミングで炊きあがりを提供することは困難です。

通常は来店客数を予測したうえで何回かに分けてお米を炊いておき、足りなくなりそうなら追加で炊く、といった段取りが一般的です。しかし、予測よりも来店客が少ないと、時間が経過しお米の色が悪くなってしまい、予測よりも来店客が多いと、追加の炊飯が間に合わないこともあります。

そのため、炊きあがったばかりのおいしいお米を提供するためには、お店の状況に応じた工夫が必要です。

飲食店にこそ無洗米をおすすめしたい理由

今では多くのご家庭で使われている無洗米ですが、時短やコスト削減の観点から、飲食店での導入もおすすめです。

お米を洗う工程が軽減される

無洗米が飲食店にもおすすめの理由としては、洗米の工程が省略できることが挙げられます。

通常のお米を使用した場合、お米を炊く回数分、洗米~漬け置きの工程が必要となるため、来店客数の予測やタイミングを見誤ると、炊きあがりの一番良い状態のお米を提供できなくなってしまいます。
しかし、無洗米であれば少ない工程で炊飯できるため、時短で状態の良いお米を提供しやすくなります

お米を洗う時間の節約と節水

通常のお米は水で洗う必要があるため、一日に何度も炊飯をする飲食店の場合、大量の水を使うことになります。洗う時間も回数がかさめば馬鹿にできません。
無洗米に変えることで、時短になるだけでなく、節水によるコスト削減にもつながります。
また、洗米に使った水を流さなくなるため、環境に優しい点も利点です。

無洗米をおいしく炊くためのポイント

無洗米が発売されたのは1991年で、長い米飯の歴史のなかでは最近のことです。
そのため、無洗米に馴染みのない方のなかには、「無洗米は味がイマイチ」というイメージを持っている方がいるかもしれません。
ただし近年では、適切なお米の銘柄、仕入れ業者を選んだうえで、無洗米の炊き方を理解すれば、とてもおいしいお米の提供が可能です。

以下で詳しくご説明いたします。

料理に合わせた銘柄を選ぶ

コシヒカリあきたこまちなど、有名な銘柄の多くで無洗米は販売されています。お米は銘柄が違えば味や食感も異なります。
また、同じ品種でも地域によってお米の特徴は違うため、お料理にあわせて無洗米の品種や地域を選べばおいしいお米が提供可能です。
特定のブランド米だけでなく、複数のブランド米をミックスしたブレンド米も人気なので、色々と選んでみるのもよいでしょう。

なお、なんでも酒やカクヤスでは、一般財団法人日本米穀商連合会が認定する資格である、五つ星お米マイスターの協力により、その飲食店に合わせたお米のご提案が可能です。
お米に関する知見があるだけでなく、お米それぞれの特性を活かした商品づくりなど、専門家としてお米と消費者をつなぐスキルがあるため、安心してご相談いただけます。

信頼できる仕入れ業者を選ぶ

お米の品質や味を安定させるには、お米の保管状態が良好なこと精米技術が高いこと精米してから配送・消費する期間が短いことが大切です。

したがって、おいしいお米の提供を実現するためには、品質を維持し、安定供給を受けられる業者を選ぶ必要があります。
また、複数の品種を扱っており、それぞれの品種の特徴や料理との相性を把握している業者が適切です。
無洗米を選ぶ場合も、信頼できる仕入れ業者を選べば、おいしい無洗米を提供できるでしょう。

無洗米の正しい炊き方を知る

無洗米は洗う必要がないとはいえ、ただ水を入れればおいしく炊きあがるわけではありません。
無洗米の「正しい炊き方」のポイントを覚えておきましょう。

普通米(精白米)よりも多めに水を入れる

無洗米は同じ量でも肌ヌカがないぶん、普通米より正味量が多いため、水を多めに入れないと固くなります
無洗米用の計量カップで量り、水は炊飯器の無洗米の目盛を目安に入れます。

サッとかき回して漬け置きする

無洗米は炊飯器に入れたら、やさしくかき回し、お米を水になじませることが、おいしく炊きあげるポイントです。さらに、おいしく炊きあげるために夏は30分程度水温が低い冬は1時間程度漬け置きします。

お米を見直すなら「なんでも酒やカクヤス」にご相談ください!

「いまのお米を見直したい」「より顧客満足度を高めるお米を提供したい」とお考えの場合は、なんでも酒やカクヤスにご相談ください。
精米工場から直送するお米のなかから、お客様に合ったお米をご提案いたします。

精米工場からの直送便

なんでも酒やカクヤスでは、精米工場からの直送便でお米をお届けしています。
中間流通業者を経由しないため、手間やコストをカットして、素早いお届けが可能です。

お米マイスターによるお店に合ったお米の提案

五つ星お米マイスターの協力により、お店に合ったお米の選び方や炊き方をご提案可能です。
お店の特徴や料理に応じて、お米の選定をサポートいたします。

特に無洗米はおいしく提供するためのノウハウが必要です。「無洗米に変えたいものの味が心配…」「複数店舗でお米の炊きあがりをそろえたい」といったご相談にも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

幅広いお米のご提供

なんでも酒やカクヤスが直送便で配送するお米の精米工場は、全国に7ヵ所あるため、幅広いお米の提供が可能です。
また、各工場では最新の精米設備を完備しており、高品質な無洗米をお届けします。

まとめ

飲食店がお客様に満足いただける料理を提供するためには、メインの料理だけでなく、最適なお米を選ぶことも大切です。

なんでも酒やカクヤスでは、お米のおいしさを知る五つ星お米マイスターの協力・アドバイスにより、最適なお米をご提案可能です。
お料理に合うお米の味や品質、お店での扱いやすさなど総合的な判断をもってご提案しますので、ぜひご活用ください。

この記事を書いた人

カクヤス編集部

飲食店なんでもスクエアは、国内業務用酒販売上No.1、首都圏飲食店顧客満足度No.1の実績をもつ酒販店「なんでも酒やカクヤス」が運営するメディアです。
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