飲食店の油汚れには業務用洗剤が有効！厨房で活躍する掃除用品もご紹介！

飲食店の厨房は、日々の業務で少しずつ汚れが蓄積していきます。付いて間もない汚れであれば、お湯や食器用洗剤で簡単に取れますが、時間が経った汚れはなかなか落ちません。
そこで効果的なのが、飲食店向けの業務用洗剤です。汚れに合わせて業務用洗剤を使用すれば、頑固な油汚れでもツルッとキレイに落とせます。

本記事では、油汚れに有効な業務用洗剤、厨房で活躍する掃除用品を解説します。最後までご覧になれば、業務用洗剤の選び方がわかり、その上で店舗に合った洗剤や掃除用品を見つけられるでしょう。

付いて間もない油汚れはお湯や食器用洗剤で簡単に落ちますが、時間が経つと酸化し、樹脂化するため汚れは落ちづらくなります。時間が経った頑固な油汚れを落とすには、汚れの性質を理解した上で、その汚れに合った洗剤を使うことが大切です。

油汚れや皮脂汚れ、焦げ付きなどは酸性の汚れなので、逆の性質であるアルカリ性の洗剤を使うのが効果的です。ただし、アルカリ性の洗剤、特に業務用洗剤は直接触れると肌荒れを起こしやすいため、使用時にはゴム手袋を使用すると良いでしょう。
また、高濃度のアルカリ性洗剤を使用すると、頑固な汚れを落とす代わりに、塗料まで剥がしてしまう恐れがあるため注意が必要です。

厨房の汚れを効率的に落とすためには、食器用の中性洗剤、油汚れ用のアルカリ性洗剤、少なくとも2種類の洗剤を用意する必要があります。
汚れの性質を考えて使用すれば、家庭用洗剤でも確かな効果が見込めますが、業務用洗剤なら量が多く、しつこい汚れに対してより効果的です。洗剤は長期的に使用するものなので、飲食店の厨房用であれば業務用洗剤をおすすめします。

業務用洗剤の液性には、大きく分けて5つの種類が存在します。それぞれの性質を理解し、汚れに対して適切に用いることで、より高い洗浄効果が期待できるでしょう。

一言で業務用洗剤と言っても、その種類は多岐にわたります。洗剤の種類が多すぎて迷ってしまう飲食店様は、以下の選び方を参考にしてみてください。

食器用洗剤として使う場合は、中性洗剤と弱アルカリ性洗剤がおすすめです。ただし、食器用洗剤を選ぶ際には、「洗浄力」と「肌荒れ問題」の2つに注意する必要があります。
より高い洗浄力を求めるなら、弱アルカリ性洗剤を推奨します。また、界面活性剤が多分に含まれたものは洗浄力が高いため、食器用洗剤を選ぶ際は界面活性剤を意識してみてください。
しかし、洗浄力が高いとその分肌荒れを起こしやすくなるため、肌荒れが気になる方は弱酸性の洗剤や界面活性剤が少ないものを選択しましょう。

厨房の掃除用洗剤として使用するなら、水回りに効果的な酸性洗剤をおすすめします。水アカや石鹸カスなどの汚れはほとんどがアルカリ性なので、酸性洗剤が高い効果を発揮します。
一方で油汚れを落としたい場合には、洗浄力が強いアルカリ性洗剤を選択しましょう。アルカリ性洗剤であれば、こすっても取れない頑固な油汚れに有効です。ただし、こすり過ぎは材質にダメージを与えてしまうため注意が必要です。

なお、飲食店の具体的な掃除方法については、以下の記事で詳しく解説しています。掃除を習慣化する方法も紹介していますので、掃除を徹底したい飲食店様はぜひご一読ください。

メーカーで業務用洗剤を選ぶのも1つの手です。販売するメーカーによって洗剤の特徴が異なるので、1度使用したことのあるメーカーや、現在使っているメーカーが販売している製品のなかから選ぶことで、購入後のトラブルを減らせます。
また、花王やLION、ニイタカなど、大手メーカーが提供している洗剤であれば、たくさんの人に高い効果が認められているため、失敗するリスクを削減できるでしょう。

業務用酒販店なんでも酒やカクヤスでは、以下の業務用洗剤を販売しております。カクヤスならお酒と一緒に洗剤も注文できます。また、ネットで24時間注文が可能なので、日中に時間を取れない飲食店様でも安心です。

これらの重たい大容量の業務用洗剤も、カクヤスが店舗まで無料で配達いたします。また、年中無休なので急な欠品にも対応できるほか、1つの注文でも送料無料でお届けします。業務用洗剤を注文予定の飲食店様はぜひご検討くださいませ。

飲食店の厨房掃除を徹底的に行う場合、業務用洗剤以外にも、以下のような掃除用品が必要になります。厨房掃除は衛生的観点からも非常に重要なので、掃除用品を一通り揃えておくことをおすすめします。

• キッチンスポンジ
• キッチンたわし
• アルコール除菌剤
• 塩素系漂白剤
• アルカリ性漂白剤

漂白剤、アルコール製剤の商品で食品添加物を使用したものは、食品が触れるところにも安心して使用できます。商品を選ぶ際の重要ポイントでもあるため覚えておきましょう。

厨房を清潔に保つ上で「キッチンスポンジ」は必須だと言えます。キッチンスポンジは主に、食器や鍋、フライパンを洗う際に使用します。
キッチンスポンジの素材には、ウレタンフォーム・セルロース・不織布・マイクロファイバー・メラミンなど、さまざまな種類があるため用途に合わせて選択しましょう。
例えば、食器を洗う用にはウレタンフォーム、食器を傷つけたくない場合はセルロース、頑固な汚れには不織布、洗剤を節約したいならマイクロファイバー、しつこい茶渋や焦げ付きにはメラミン、というような選び方が推奨されます。

厨房用品を効率的に洗いたいなら「キッチンたわし」を用意しましょう。キッチンたわしは主に、以下のような用途で使用します。

• ザルやせいろなど目があるものを洗う
• 包丁やおろし金など刃が付いているものを洗う
• 木のまな板の包丁傷の汚れを掻き出す

また、キッチンたわしは薄皮を剥いたり、大根やごぼうの泥を落としたりなど、料理にも使用できます。たわしには柔らかいタイプから硬いタイプまであるため、使用する厨房用品に合わせて選びましょう。

「アルコール除菌剤」は高い除菌・抗菌作用がありながら、口に入れても安全な成分（食品添加物）が使用されています。厨房用品の使用時にアルコール除菌剤を吹きかければ、残っていた雑菌を除菌してくれるため、厨房や食材をより衛生的に扱えます。
また、アルコール除菌剤の使用は、新型コロナウイルス対策にも効果的です。飲食店の厨房で使用するなら、口に入れても大丈夫な無臭タイプを選択しましょう。

「塩素系漂白剤」を使えば、食器やふきんに付着した目に見えない雑菌を落とし、除菌・漂白・消臭の効果が見込めます。食器や調理器具を清潔に長く愛用したいなら、塩素系漂白剤の導入をおすすめします。
ただし、塩素系漂白剤は漂白力が強く、高い除菌・除臭効果に期待できる分、素材によっては痛めてしまったり、脱色しすぎたりするため取り扱いには注意が必要です。
使用できない素材としては、金属製品やメラミン食器、ナイロンやアセテート繊維の製品、樹脂加工されたものなどが挙げられます。

「アルカリ性漂白剤」は、漂白・除菌・除臭に優れた漂白剤です。油汚れを含んだふきんやおしぼり、まな板の漂白や雑菌に適しています。
食器やコックコートの黄ばみ除去も行えますが、色柄物の繊維製品や水洗いできない製品には使用できません。使用する前に、注意書きを十分に確認しておきましょう。

飲食店が用意すべき厨房の掃除用品は理解できたでしょうか？しかし、なかには「どこから掃除用品を仕入れたら良いのだろう？」と疑問に思う飲食店様もいるはずです。

本サイトを運営する業務用酒販店なんでも酒やカクヤスでは、酒類の販売だけでなく、業務用洗剤や漂白剤などの消耗品も販売しております。販売している主な掃除用品・消耗品は以下の通りです。

※価格はすべて税抜き参考価格です。

厨房で使用する掃除用品・消耗品をお求めの飲食店様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

本記事では、油汚れに有効な業務用洗剤、厨房で活躍する掃除用品を解説しました。
厨房の油汚れを落とすには業務用洗剤が効果的です。とはいえ、業務用洗剤には複数の種類があり、汚れによって適切な液性が異なるため、落としたい汚れに合わせて洗剤を選ぶ必要があります。

また、飲食店の厨房を清潔に保ちたいなら、業務用洗剤以外の掃除用品もまとめて揃えておくことをおすすめします。業務用酒販店なんでも酒やカクヤスでは、厨房用の消耗品や掃除用品も販売しておりますので、仕入れを検討している飲食店様はお気軽にお問い合わせくださいませ。

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