KAKUYASU DEXPO 2023に密着!飲食業界大注目の展示会が4年ぶりに復活!

飲食業界におけるお酒の祭典の一つとして注目されているのが、なんでも酒やカクヤスが主催する『KAKUYASU DEXPO(カクヤス デクスポ)』です。コロナ禍もあって開催が見送られていたなか、2023年5月、約4年ぶりに『KAKUYASU DEXPO 2023』として待望の復活を遂げました!

私たち取材班は、なんでも酒やカクヤスが主催する酒類総合展示会『KAKUYASU DEXPO 2023』を密着取材しました。一体どのような展示会だったのか、来場された料飲店関係者様、そして出展されたメーカー・蔵元など関係者様のリアルな声を含めたリポートをお届けします!

料飲店様向け展示会『KAKUYASU DEXPO』とは?

KAKUYASU DEXPO(カクヤス デクスポ)は、『なんでも酒やカクヤス』が主催する料飲店様向けの酒類総合展示会です。 全国から250社以上、3,000種類以上のお酒が集結する、酒類・飲料業界の最新トレンドや、各社の企画などをいち早く知ることができる注目の展示会です!

KAKUYASU DEXPOは、2007年5月に第1回目が開催され、東京で開催されたKAKUYASU DEXPO 2019を最後に、コロナ禍の影響もあって開催が見送られていました。

『KAKUYASU DEXPO』が4年ぶりに開催!

新型コロナの感染症対策の規制が緩和され、飲食業界がかつての賑わいを取り戻そうとするなか、2023年5月17日、サンシャインシティ文化会館の展示ホールにて、約4年ぶりにKAKUYASU DEXPO 2023が開催されました!

全国の酒類・飲料などのメーカーや蔵元、インポーターなどの250社以上の企業の関係者が会場に集結。本展示会の総来場者数は5,400名以上となり、会場では大いに盛り上がりをみせました。

KAKUYASU DEXPO 2023 開催概要

KAKUYASU DEXPO 2023 テーマ

見つけよう!!外食だからこそ…の『価値』

ポストコロナ時代となり、消費者の外食に対する価値観は大きく変化し、ライフスタイルの多様化も進んでいます。 外食業界に大きな変革が求められる今、『なんでも酒やカクヤス』では、外食だからこその楽しみや、特別な価値を提案することを大切にしています。

家飲みとの差別化を図るための商材や提供方法、他店とのドリンクメニューの差別化につながるヒントを見つけていただきたいという想いで、2019年以来4年ぶりに『KAKUYASU DEXPO 2023』を開催しました。

開催日時

2023年5月17日(水)
11:00~18:00

会場

サンシャインシティ文化会館
2階/3階 展示ホールC・D

東京都豊島区東池袋3-1-4

アクセス

  • 東京メトロ有楽町線
    東池袋駅より徒歩3分
  • JR、東京メトロ、西武池袋線、東武東上線
    池袋駅より徒歩8分
  • 都電荒川線
    東池袋四丁目停留所より徒歩4分

出展企業数

272社

来場者数

料飲店関係者様:約3,400名(※ミクリード含む)
メーカ・卸・出展者様:1,900名
その他:100名
合計:約5,400名


KAKUYASU DEXPO 2023 現地リポート

私たち取材班は実際に会場を訪れ、KAKUYASU DEXPO 2023の雰囲気や盛り上がり、来場者様・出展者様の熱量を肌で体感しました。
その現地リポートを皆さんにお届けします!

総来場者数、約5,400人の盛り上がり!

KAKUYASU DEXPO 2023は、開場してから間もなく、多くの料飲店関係者様が詰めかけました。
11時に開場された本展示会は、午前中で約1,700名の来場があり、終日での総来場者数はなんと約5,400名にものぼりました。「新型コロナウイルスが大流行していた時期での開催は無理だったであろう」と思わせるほど、非常に盛況な印象でした。

Face To Faceで実現したコミュニケーション

カクヤスグループの佐藤順一会長のお言葉にもありますが、開催者・出展者・来場者の皆様が口を揃えて、『Face To Face(対面)』という言葉を使っていたのが印象的でした。

最近では、SNSの普及やリモート環境の確立によって、人と人が直接会わなくてもコミュニケーションが成立する世界が構築されつつあります。しかし、人と人との絆や繋がりは、やはりリアルな対面で培われるものだと感じることができました。

カクヤスグループの佐藤順一会長のお言葉にもありますが、開催者・出展者・来場者の皆様が口を揃えて、『Face To Face(対面)』という言葉を使っていたのが印象的でした。

最近では、SNSの普及やリモート環境の確立によって、人と人が直接会わなくてもコミュニケーションが成立する世界が構築されつつあります。しかし、人と人との絆や繋がりは、やはりリアルな対面で培われるものだと感じることができました。

メーカーや料飲店が手を取り合って生まれた一体感

飲食業界は、新型コロナウイルスの煽りを受けて大変な苦境に立たされました。そのなかで、競合他社であるはずの料飲店同士やメーカー同士で手を取り合い、外食産業を盛り上げようとする姿勢がブースの各所で見受けられました。

約4年ぶりの開催でしたが、初出展らしきメーカー様も、自社ブランド・商材のコンセプトや世界観を体現するために、ブースのデザインやコミュニケーションの仕方などでさまざまな工夫を凝らしていました。

笑顔が絶えない活気のある会場

来場された皆様は、終始楽しそうに笑顔を見せ、試飲や出展者様との会話を楽しまれていた様子が非常に印象的でした。

展示会を振り返ってみて

メーカーの関係者様にお話を伺ったところ、「営業担当者以外では料飲店関係者様と直接触れ合う機会はほとんどない」とのことでした。 KAKUYASU DEXPOは、料飲店関係者様の生の声を聞くことができる貴重な機会となり、出展社の方々からは「有意義な時間を過ごせた」という感想が多く聞かれました。

飲食業界の困難に立ち向かう方々の意欲、そして絆を感じることができたKAKUYASU DEXPO 2023。
期待を寄せられるKAKUYASU DEXPO 2024では、どのような新しい試みが見られるのか大注目です!

出展社様と来場者様を直撃インタビュー!

出展社の担当者様と来場者である料飲店関係者様に、本展示会に参加した目的や感想を伺いました。

『三和酒類株式会社』の担当者様に直撃インタビュー!

大分県の『三和酒類株式会社』が製造する本格麦焼酎『いいちこ』の出展ブースにて、担当者様を直撃インタビューしました!

本展示会に参加された理由を教えてください

私たちメーカーに勤める者にとって、料飲店の関係者様と直接お会いする機会ってなかなかありません。
普段はお会いできないお客様に対して、私たちが届けたいテーマやご提案を直接お伝えできる機会はとても貴重だなと考え、参加を決めました。

具体的にどのような商品のPRに力を入れていますか?

いいちこのお茶割りを市場に提案するにあたって、キャッチーなワードを定着させたいと考えていました。
そんなときに、社内から『いい茶こ』というワードが挙がりまして、まずはそれをお客様に認知していただきたく、本展示会でPRすることになりました。

実は、いいちこに合うお茶(茶葉)をつくってくださる企業様とたまたまご縁があったんです。
『いいちこ』+『日本文化のお茶』と組み合わせて、酒類・アルコール飲料業界でお茶割り文化を広めていきたいなと考えています。

ブースのテーマやこだわりのポイントを教えてください

まずは、『いい茶こ』という存在をどのように視認していただけるのかを考えました。
最初はお茶畑をつくろうと考えたのですが、デザイナー様や協力業者様と打ち合わせをするなかで、和のイメージを大事にすることにしました。シンプルなデザインでお届けした方が、お客様も分かりやすいだろうということでこのイメージになりました。

いい茶こを見たお客様はどのような反応をしましたか?

『いい茶こ』という砕けたワードですから、初見のお客様に「いい茶こね(笑)」と笑っていただけることが多かったです!

本展示会の感想をお聞かせください

コロナ禍もあって、展示会でアルコールの試飲をすることってなかなか難しかったんです。ですから、このような特別な機会を設けていただき、お客様と直接お話できたことは本当にありがたいことだなと感じました。

『サントリー株式会社』の担当者様に直撃インタビュー!

『翠(SUI)』『ビアボール』などの新商品でヒットを出し続けている『サントリー株式会社』の担当者様にもお話を伺いました!

本展示会に参加された理由を教えてください

新型コロナウイルスの影響もあって、約4年ぶりの開催ですよね。
実は、カクヤスの担当者さんが去年から付くようになったのですが、集客力の高さに驚かされました。

我々は、Face To Faceでの仕事が活きる業界にいます。接近戦が得意なカクヤスさん主催の展示会ということもあり、この4年間で新発売された商品やアピールしたいサービスをダイレクトに伝えられる良い機会だと思って参加しました。
カクヤスさんが持つ集客力で、私たちが普段接点をつくれないようなお客様にアプローチできますし、カクヤスさんにとっても我々にとってもWin-Winな展示会なんです!

具体的にどのような商品のPRに力を入れていますか?

サントリーという会社自体、商品のポートフォリオが非常に広く、ビールに特化しているわけでもなく、ウイスキー・スピリッツ・ワイン全部に対して力を注いでいるメーカーなんです。
そういう意味では、お酒を飲まれる方に対して全包囲からアピールできる商品があると自負しています。

例えば、ビールだったら泡にこだわって最高の状態で飲んでいただけます。まだまだ認知度は低いですが、SDGsに特化した日本ワインや、5大ウイスキーをブレンドしたワールドウイスキー「碧 Ao」なども認知していただきたいですね。
私たちが売りたい商品と、新たなニーズを生み出す商品の両軸でPRをさせていただいているイメージです!

ブースを訪れたお客様からどのような反応がありましたか?

当社の商品を口にしていただき、「美味しい!」というリアルな反応をいただけたことが嬉しかったです。

本展示会の感想をお聞かせください

来場されたお客様の多くが翠(SUI)を飲まれた経験があると思っていたのですが、それは完全に勘違いでした。
「まだ飲んだことがない」「CMで知って一度飲んでみたかった」というお客様が多く、私たちが思っている意識と消費者の認識にズレがあったんです。コロナ禍でお客様と直接お話しする機会は少なかったですし、今回Face To Faceでお客様と接することで認識のズレに気づくことができました。

KAKUYASU DEXPOで接点を持つことができたお客様とは、カクヤスの営業担当の方と連携して、継続的にアプローチしていきたいなと考えています。そして、実際に当社の商品がお店で提供され、消費者様のお口に入ることを願っています。

来場者(都内某料飲店オーナー様)インタビュー

多数の料飲店関係者様の来場により、盛り上がりをみせる会場。
お酒を試飲しながらお目当ての商品を探している来場者様に、KAKUYASU DEXPOの感想をうかがってみました。

KAKUYASU DEXPOに来られた目的を教えてください

普段は焼肉屋のオーナーをしているんですが、今日気になっている商品はシャンパンと日本酒、あとはテキーラですね。(男性客)

DEXPOに初めて来たんですけど、本当に楽しいです!(女性客)

焼肉店では珍しいラインナップをお探しなんですね!

シャンパンや日本酒って、焼肉屋のお酒のイメージにはないですよね!(男性客)

実は新しい取り組みで、他店との差別化ができるお酒の導入を検討しているんですよ。シャンパンとテキーラはその構想のなかに入っています。シャンパンはお誕生日のお客様に注文していただけますし、若い年齢層の方にも興味を示してもらえます。良いシャンパンはないかなって探し回っていました!こんなに楽しいお酒の勉強会ってないですよね!(女性客)

カクヤスグループ代表取締役による会見とインタビュー

KAKUYASU DEXPO 2023では、カクヤスグループ代表取締役会長兼CEO 佐藤順一氏と代表取締役社長兼CFO 前垣内洋行氏による会見とインタビューの場も設けられました。
ここでは、佐藤順一会長によって語られた飲食業界の現状と今後の展望、本展示会の開催目的などをご紹介します。

  • 2024年3月現在の肩書です
    2023年5月DEXPO開催時の肩書は、佐藤氏 カクヤスグループ代表取締役会長兼社長、前垣内氏 カクヤスグループ取締役
  • 以下は、2023年5月DEXPO開催時のコメントです

飲食業界にプラスの影響をもたらす展示会である

コロナ禍で行動が制限されるなかで、チェーン店の購買の方々とお話しをする機会はありましたが、個人経営されているお店ではそうもいかなかったのです。
KAKUYASU DEXPOは、ご来場いただく料飲店経営の方々をはじめ、多種多様な出展社の皆さまのお話しをうかがえる良い機会です。

飲食業界にプラスの影響を与える展示会になると考えておりますが、今年は特に皆様の真剣度合いが違うと感じております。
同じビールを同じ値段で提供していても集客が成功するわけではなく、特徴のある商品が必要となる飲食業界において、我々カクヤスはさまざまな形の提案をすることができます。
本展示会は、カクヤスが飲食業界の皆様にお手伝いをする場でありますから、特に差別化を図る商材に対しての本気度がうかがえました。

Face To Faceでの繋がりが料飲店の復活を呼び込む

料飲店側の景気回復については、ポストコロナ時代になって回復の兆しがあり、コロナ禍以前の状態に大きく近づきました。
しかし、全ての料飲店で集客を取り戻したわけではなく、お客様とFace To Faceで繋がっているような個人経営のお店を中心にお客様が戻りつつあります。一方で宴会をやるような大型の料飲店では、コロナ禍前と比べて7割程度しかお客様が戻ってきていないのが現状です。

ニューノーマル時代における飲食業界の展望

今後は再び、お客様もストレスなく飲食を楽しんでいただけるようになると考えております。
飲食業界の活気は、コロナ禍前に戻るというよりも、以前とは異なるニューノーマルな形に変わってきています。今まで主役と呼ばれてきた大型の料飲店よりも、個人経営の料飲店が台頭する時代になりつつあります。

私たちカクヤスとしては、料飲店と、そこに来店されるお客様との架け橋をつくるお手伝いをすることで、飲食業界に関わる皆様に喜んでいただけると思っています。

佐藤順一会長に対するインタビュー内容

佐藤順一会長と前垣内洋行社長に対するインタビューも行われましたので、その内容をご紹介します。

本展示会の率直な感想を教えてください

ご来場者様と出展者様の笑顔がとにかく目立ちましたね。コロナ禍に置かれたこの4年間、相当苦労してこられたのだと思います。
迎える側のメーカーや酒蔵、卸などの関係者様と、来られる側の料飲店関係者様の双方が笑顔になっている光景を見ると、お手伝いできて本当に良かったなと感じますね。

個人店がチェーン店よりも健闘しているというお話がありましたが、その理由をどのように考えていますか?

個人店は、チェーン店よりも『Face To Face』での接客に強いというのが一つの理由だと考えております。個人店の場合、「誰々に会いたい」という目的でお客様に選ばれることがあります。

一方でチェーン店は、その名前と仕組みで集客に繋げています。また、大規模な店舗では人手が足りないという課題もあります。リソースの最適化や営業時間の調整など上手くできていないお店も目立ち、それが集客に響いていると考えられるでしょう。サービスの品質を落とせないことも、お店を開けられない理由として考えられますよね。無理してお店を開けても「お客様がコールしても誰も来てくれない」「料理の提供が遅い」といったクレームに繋がりますし、大規模な店舗は逆境に立たされている可能性があります。

個人店の場合、働き手が変わることは基本的にありません。ですから、環境の変化に影響されづらいことも、チェーン店より健闘している理由に挙げられます。

本展示会で注目されている出展はありますか?

今年はワインや調味料の展示が多いという印象を受けています。去年も今年も値上がりの問題がありますから、ビール以外の商品で商売をしてきたいという方が多いです。その目玉商品を探している料飲店関係者様が多いのでは、と思いましたね。

しかしながら、主要な商品もしっかりおさえなければなりません。出展社に関しては、メインの顔ぶれは大きく変わっていませんが、中小企業様による初出展が見受けられますね。

ノンアルコール・微アルコール飲料が増えているなか、今後の展示会でラインナップに加わる可能性はありますか?

ノンアルコールや微アルコール飲料のラインナップは、今後相当加わる予定です。例えば、お酒を売ることを前提にしながら、「ソフトドリンクも少しだけあります」ということではなく、ジュースも搾りたてにこだわるなどの工夫が必要です。コーラやジンジャエール、オレンジジュースだけではつまらないですよね。

本来は酒屋という看板があっても、ノンアルコールでも微アルコールでも、お客様に提供できる飲料の種類が増えることで、我々の店舗のグレードが上がると考えています。

KAKUYASU DEXPO 2024に向けて、カクヤスが今後取り組むことや改善点はありますか?

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、飲食業界では多くものが失われました。メーカーや酒蔵、飲食店などの経営を辞めてしまったところも数多く存在します。予想していなかった脅威やさまざまな規制によって、お店を閉じることになった方の立場になってみるととても理不尽なことですよね。

そのようなネガティブなマインドがポストコロナ時代でも残っていますし、2024年も私たちカクヤスは払拭に貢献していきます。「お酒のシーンをもう一度思い出してもらおう」という想いが、ものすごく強いのです。

2023年のカクヤス企画ブースのご紹介

2023年のカクヤス企画ゾーンでは、独占輸入しているシャンパンの展示をはじめ、原価低減の提案や、お役立ち情報満載のメールマガジンなどの案内が行われました。

カクヤス独占輸入シャンパンがお披露目

カクヤスの営業スタッフが、プロの目線でブラインド試飲して厳選した独占輸入のシャンパンとシャンパンタワーがお披露目されました!プロによって味が保証されているのはもちろんのこと、キラキラ光るラグジュアリーなデザインがひと際目を引きます。
カジュアルな価格帯からプレミアムな価格帯まで、全5種類のシャンパンの試飲をご来場者様が楽しまれました。

Kpriceによる原価率改善の提案

Kprice(ケープライス)とは、Kindly-Price(親切な価格)をコンセプトに、お客様にとって、よりお求めやすい価格を追求した、なんでも酒やカクヤスのオリジナルブランドです。ナショナルブランドの商品をKpriceにすることで、年間における仕入れ値を抑える提案がブースで行われました。
その衝撃の原価率については、ご来場されたお客様のみ知ることができたようです。

価格だけではなく味にも自信のある商品が数多く用意され、来場者の注目を集めていました。実際に試飲できるコーナーもあり、多くの来場者が商品の味を確かめていました。試飲コーナーでは、来場者から商品の味に対する高い評価が多く、「この価格でこの味は信じられない!」という驚きの声や、「これはうちの店でも使いたい!」という導入を検討する声も多く聞かれました。

お得な限定情報満載!メールマガジンのご案内

新商品や試飲会、業界の最新トレンドを飲食店様限定に配信しているメールマガジン「飲食店お役立ちメール」の案内がされました。
気になるメールマガジンの内容は、昨年瞬殺で完売した超話題の商品の限定販売情報や、無料サンプルプレゼント特別キャンペーン情報など盛りだくさん!すでにメルマガに登録されている方にも、会場限定のプレゼントが提供されました。

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KAKUYASU DEXPO担当者が展示会に対する想いを語る

展示会のコンセプトやテーマを教えてください

KAKUYASU DEXPO 2023は、『見つけよう!! 外食だからこそ・・・の「価値」』をテーマにしています。
ニューノーマル下において、消費者の価値観やライフスタイルが変わり、外食業界も変革を求められるなか、「家飲みとの差別化や楽しみ、外食だからこそ・・・の価値を提供するための商材やヒントを見つけていただきたい」という想いを込めました。

開催にあたってどのような点にこだわりましたか?

展示会開催にあたって、『圧倒的な商品出展数』と『ゾーニング』にこだわりました。

巷では『日本酒試飲会』や『ワイン試飲会』といったカテゴリー専門の小規模試飲会が頻繁に開催されていますが、複数のカテゴリーや幅広い種類の飲料・食材・資材を一挙に集めた展示会・試飲会はなかなかありません。

KAKUYASU DEXPO 2023は、総合酒類販売企業であるカクヤスにしかできない展示会にしました。業務用食材卸大手の株式会社ミクリード様との合同開催にしたことも、お客様に一度に体感いただくことを目指したためです。いかにご来場者様に見ていただきやすく、展示会来場を有効活用していただけるか、ゾーニングにもこだわりました。

準備期間や運営において最も大変だったことは何ですか?

KAKUYASU DEXPO 2023は、2019年5月22日以来、約4年ぶりの開催となりました。展示会の成功に向けて、何が必要で何が不足しているのかを洗い出し、一つひとつ手探りで準備をしてきたことが最も大変でした。
準備期間は、社内決裁の取得時期も含めると7ヵ月ほどです。

今回の展示会の反応や評判はいかがでしたか?

新型コロナウイルス感染症の拡大期を経て、人員不足など多くの課題を抱える料飲店様に、実際どのくらいご来場いただけるのか大変不安でした。

ですが、蓋を開けてみれば、
「勉強になった!」
「楽しかった!」
「すぐ仕入れたい商品をたくさん見つけられた!」といったお褒めの言葉をたくさんいただくことができました。

来場者からのフィードバックを踏まえて、今後の改善点や課題はありますか?

終日大変混雑しており、ゆっくりと試飲や出展社様との対話ができないケースも散見されました。今後は場内導線の改善や、場合によっては会場の拡大、2日間制の導入などを考えています。
ご来場者様ならびに出展企業様の満足度、利便性を一層向上させることを検討して参ります。

DEXPO2024も期待されていますが、具体的なアイデアや企画はありますか?

まだ具体的ではありませんが、商品軸以外にも料飲店様の集客や店頭販促を支援する『販促企画軸』の企業の出展誘致、ならびに弊社企画ゾーンでの展開を検討しています。
実現に向け、日頃よりお得意先の料飲店様に寄り添う、100名を超えるセールスメンバーのアイデアを総動員した『本当に役に立つ企画』を実施したいです。


外食ライターがKAKUYASU DEXPO 2023を現場取材!

飲食業界の繁盛店や経営マネジメントに関する取材活動をしている外食ライターさとう木誉氏による、KAKUYASU DEXPO 2023の現場取材の内容をご紹介します。

大盛況だったKAKUYASU DEXPO 2023

コロナ禍がようやく落ち着き、4年ぶりの開催となったKAKUYASU DEXPO 2023。開場直後から大勢の入場者でどのブースも終始人だかりで、待ち望んでいた外食業界人の多さを実感しました。

飲食業の方は夜に営業があるため、だいたい15時過ぎくらいから人が減ってくるものなのですが、KAKUYASU DEXPOは終了間近まで大賑わい。本格的な『コロナ禍明け』の巻き返しを狙う外食業界人の熱気がムンムンと伝わってきました。

その中でも、外食ライターの視点から『押さえておいたほうがイイ!』と感じたトピックスをご紹介したいと思います。展示会というと注目すべき『商品』に話題が向きがちですが、もう少し俯瞰した視点からアルコール市場を活性化しそうなトレンドのタネをピックアップしていきたいと思います。

世相を反映したKAKUYASU企画ゾーン

手前味噌になりますが、KAKUYASU企画ゾーンの目玉は2022年末から独占輸入を開始したシャンパンです。
シャンパンは、近年天候不良による原料ブドウの不作に伴い生産量そのものが減少傾向であると同時に、特に『モエ・エ・シャンドン』を始めとする名だたるハイブランド商品はアジアや中東の富裕層市場拡大の影響から、日本への供給量が厳しくなっている背景があります。いわゆる『買い負け』というやつです。
他方、高級クラブやラウンジなどのいわゆるナイト業態は好調で、高価格帯シャンパンは長らく品薄の状態が続いていました。

また、物価や輸送費の高騰、円安などの影響でここ数年商品自体の価格も軒並み値上がりしました。そうした市場のアンバランスを補うために独自輸入に踏み切ったという背景です。品質はもちろんのこと安定供給も重視して選定されており、品切れをおこさない『定番商品』として重宝しそうです。

もうひとつのブースでは、カクヤスのプライベートブランド『Kprice』を提案。
足元で飲食店の収益を圧迫している『コストプッシュ型インフレ』の中で収益改善を後押しするブランドです。

ナショナルブランドと比べて、たとえばハイボールのベースとなるウイスキーは1杯分(30ml)あたりの原価が50%超の削減、サワーのベースとなる甲類焼酎も1杯分(50ml)あたり30%弱の原価削減になります。これはけっこうなインパクト。『安かろう、悪かろう』と思われがちですが、百聞は一見にしかずで、試飲してみると当たり前においしい。理由はどれも、国内飲料メーカーや蔵元が製造しているからということ。これまで存在は知っていたけどスルーしていた飲食店が、今回試飲してみて驚かれるケースも多かったようです。

この企画ブースが象徴するのは『消費の二極化』です。

『コストプッシュ型インフレ』の今は、中間であるメリットが薄れ、『価値』を求める富裕層、『価格』を求める大衆層のどちらかに二極化が進んでいます。ターゲット客層の再定義がキーワードになるなと改めて感じた次第です。

『ジャパン・クオリティ』の期待高まる

メイド・イン・ジャパン』製品を強調するメーカーやインポーターが多数あったことでした。大手でいえば、キリンビール社では国産ウイスキーのラインナップに力を入れていました。同じビールメーカーのサッポロビール社では、自社開発の国産ホップを使った『SORACHI 1984』。
また、サワーなどの割り材用ソフトドリンク類に『加賀棒ほうじ茶』や『知覧にっぽん紅茶』といった産地が明確で味にも個性のある商品のアピールに注力していたのが印象的。

さらにワインインポーターのエノテカ社が、初めて国産ワインの取り扱いを開始し、同じくワインインポーターのモトックス社は国産ワインに加えて日本酒にまで取り扱いを広げていたことも驚きでした。

こうした潮流の背景のひとつは、『インバウンド需要の拡大』です。諸外国から訪れる観光客は『ジャパン・クオリティ』体験を求めており、それは『酒』も例外ではありません。インバウンド客は価格よりも価値を求めているわけですから、こうした商品を揃えてアピールすることは集客面と収益面の両方で貢献できると考えます。

シャンパン不足、解消の兆し

MHD社を含め、インポーター各社から在庫状況改善の声を多く聞きました。
5,000〜15,000円のボリュームゾーンはまだ品薄のようですが、これも近く改善される見通しということでした。物流も含めてコロナ禍前に戻りつつあるのは、主にナイト業態や高級レストランにとっては朗報です。

ソーダ割りの新トレンドなるか?

サントリー社のブースで印象的だったのは『ジン』のコーナーを設けていたことです。
同様に洋酒エリアでも『ジン』の市場拡大を予想している声をいくつか耳にしました。ジンは普及品であればコストも低く、ボタニカルの香りが爽やか。ソーダ割りのバリエーションとして今後存在感を高めていきそうな予感がします。

ロゼワインに氷がお洒落?

MHD社のブースで教えていただいた海外トレンドですが、近年フランス・パリでは、ロゼワインやスパークリングワインに氷を浮かべて飲むスタイルがブームだそうです。そのスタイルを日本でも積極的に提案していきたいと言っていました。
実際、今回ブースに並べられた商品は、シャンパンとロゼワイン。トレンドを仕掛ける意気込みと自信を感じました。ちなみにモエ・エ・シャンドンは、2023年創業280周年。大事な節目として様々な施策を仕掛けてきそうです。

さとう氏によるまとめ

いかがでしたでしょうか?展示会を訪れる利点といえば、
『新商品を実際に体験できる』
『店で扱っている商品の生産者と話ができる』
『次にきそうな流行やトレンド情報を収集できる』
『同業者の知り合いに会って情報交換できる』などさまざまです。

外食業界は、変化(進化)が激しい業界であるにもかかわらず、店舗に拘束される時間が長いことから情報を得にくいもの。また、業界紙やネットニュースだと関心のある情報ばかりチェックしがちですが、五感で体感できる展示会は思わぬ発見がしやすいので、積極的に活用してほしいと感じました。


KAKUYASU DEXPOに関するQ&A

KAKUYASU DEXPOに来場される料飲店関係者様に向けて、来場に関するQ&Aをまとめました。

Q:展示会の来場方法を教えてください

KAKUYASU DEXPOへのご来場には、事前のご来場登録が必要です。
特設ページの登録フォームに、必要な情報を入力してご送信ください。

※KAKUYASU DEXPOは料飲店様向け展示会のため、一般の方はご来場いただけません。
※KAKUYASU DEXPOに関する情報は『カクヤスナビオンライン』でご確認ください。

Q:本人確認は必要ですか?

ご本人確認を行いますので、お名刺をご持参ください。

Q:一般の参加枠もありますか?

本展示会は料飲店関係者様向けのため、一般の方はご入場いただけません。

Q:来場するためにカクヤスとの取引きは必要ですか?

カクヤスとお取引きがなくても、料飲店従事者の方でしたらどなたでもご入場いただけます。

Q:当日商品を購入することはできますか?

展示と試飲を目的とした展示会となりますので、その場で購入することはできません。
商品のお見積り、導入希望がございましたら、担当営業までお申し付けください。

KAKUYASU DEXPOから目が離せない!

全国各地から250社以上の出展社が集い、3,000種類を超える酒類の展示・試飲が行われたKAKUYASU DEXPO 2023。コロナ禍の苦境を乗り越えてきた飲食業界の関係者同士が、Face To Faceでコミュニケーションをとって談笑する様子には、胸を打たれるものがありました。
早速期待されるのが、次回開催されるKAKUYASU DEXPO 2024です。
自慢の自社ブランドを飲食業界で広く認知させたいメーカー・蔵元や、ワングレード上の飲料ラインナップを揃えたい料飲店関係者様による、新たなマッチングにも期待されます。


KAKUYASU DEXPO 2024 開催概要

開催日時

2024年 5月22日(水)
11:00~18:00

会場

サンシャインシティ文化会館
2階/3階 展示ホールC・D

東京都豊島区東池袋3-1-4

KAKUYASU DEXPO 2024 テーマ

新時代の外食のカタチ、外食のチカラ
~2024年のこれからを考える~

KAKUYASU DEXPO 2024 カクヤス企画ブースのご紹介

池袋サンシャイン カクヤス横丁

楽しい!面白い!だけじゃない!
お酒だけじゃないカクヤスが、ご来場頂いた皆様に、店舗経営に役立つ情報をご案内◎横丁を抜けたら貴店のお困り事が解決してるかも?レトロとネオンが混ざり合う、屋台や露店がお出迎え♪

提供方法のヒントに繋がるネタ満載!

カクヤス独占輸入シャンパンが全て試飲できるチャンス!
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KAKUYASU DEXPO 2024 ご来場事前登録のお願い

本展示会は事前のご来場登録が必要となります。

  • 事前登録がない方は当日ご入場いただけません。
  • 事前登録は1名につき1登録必要になります。
  • 必ずご登録いただいている方がご来場ください。
  • 登録完了後、二次元バーコードが発行されますので、会場にお持ちください。
  • ご本人確認のため、名刺1枚をお持ちください。

詳細、事前登録方法は「ナビオンライン DEXPOご案内ページ」でご確認ください。

この記事を書いた人

カクヤス編集部

飲食店なんでもスクエアは、国内業務用酒販売 上No.1、首都圏飲食店顧客満足度No.1の実績をもつ酒販店「なんでも酒やカクヤス」が運営するメ ディアです。
カクヤスグループは2021年11月に創業100周年を迎えました。酒販業一筋、お酒を 通してお客様のご要望に「なんでも」応えたい!長きにわたり信頼されてきた実績と共に、これからも 変わらぬ気持ちでお客様に向き合ってまいります。

カクヤス編集部にはワインエキスパート・エクセレンスやシニアソムリエ、SAKE DIPLOMAなど お酒の資格を持ったメンバーや、飲食店様に15年以上寄り添ってきた営業スタッフ、店舗スタッフな ど様々なメンバーがいます。

飲食店様へ旬なトレンド情報、経営の役に立つ情報、私たちにしかお届けできないお酒にまつわ る情報などなど、いままでの経験を基に積極的に発信していきます!

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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

  • 飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
  • 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
  • お酒は楽しく、ほどほどに。飲んだ後はリサイクル。
  • 20歳以上の年齢であることを確認できない場合には酒類を販売いたしません。
  • 20歳未満の飲酒防止のため年齢確認をさせて頂いております。予めご了承ください。