ワインセラーの種類と選び方|フォルスタージャパンのラインナップもご紹介
飲食店に設置するワインセラーをお探しですか?ワインセラーにはさまざまな種類があり、製品によって特徴が異なります。また、製品を選ぶ際には意識すべきポイントもあるため、ワインセラーを購入する際は注意が必要です。
ワインセラーをお探しの飲食店様におすすめしたいのが、フォルスタージャパンのワインセラーです。フォルスタージャパンの製品にはさまざまな魅力があるため、本記事で詳しく解説します。
最後までご覧になれば、ワインセラーの選び方を理解でき、自店舗に適した製品を見つけられるでしょう。
なお、業務用酒販店のなんでも酒やカクヤスからフォルスタージャパンの製品を購入すれば、通常価格よりもお得に仕入れられます。飲食店様の業態に合ったワインセラーのご提案から、中身のワインについてのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
ワインセラーの特徴|設置すべき理由
ワインセラーとは、ワインを最適な状態で保管するための貯蔵専用庫のことです。温度・湿度を一定の状態に保ち、紫外線をカットすることで、ワインの品質を守りながら熟成できます。
ワインは早飲みタイプのものや、熟成に向くタイプなど様々なタイプがあります。熟成に向くワインを最高の状態でお客様に提供するためには、飲み頃まで最適な環境で保存・熟成させなければなりません。ワインにとって最適な保存環境は、湿度70〜80%、温度12〜15度だとされています。
しかし、日本は四季があり気温・湿度ともに変動が激しいため、一定の酸素量と湿度の高い環境が求められるワインにとって、日本での自然保存は適していません。
そこで、貯蔵環境を追求するワインセラーを使って保管することで、日本でも最高な環境でワインを熟成できます。つまり、日本でワインを保管する場合、ワインセラーはなくてはならないアイテムなのです。
また、飲食店にワインセラーを設置していることで、お客様へ安心をアピールする事も出来ます。最近はワインセラーもピンからキリまでありますが、フォルスタージャパンのワインセラーであれば品質も確かです。
ワインセラーの種類|1温度タイプ・2温度タイプ
一言でワインセラーと言っても、1つの温度しか設定できないタイプと、2つの温度を設定できるタイプがあります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。
1温度タイプ
1温度タイプは、将来楽しみたいワインの長期貯蔵に向いています。バックヴィンテージで購入したワインも、数ヵ月ワインセラーで保管しておくことで、本来のおいしさを取り戻します。
メリット
- 長期熟成する場合に最適
- 設定温度が安定しやすい
デメリット
- 冷やして飲みたい場合は事前に冷蔵庫でワインを冷やす必要がある
2温度タイプ
2温度タイプのワインセラーは、上室は貯蔵温度で熟成用に、下室は飲み頃温度で短期用に、といった使い方が可能です。
メリット
- 上下室で赤ワイン、白ワイン、スパークリングをそれぞれ飲み頃の温度で保管が出来る
- 飲む前日に下室に移動させて冷やすこともできる
デメリット
- 1温度タイプに比べてワインセラー周辺の温度によって温度管理にムラが出やすい
ワインセラーの選び方|意識すべき3つのポイント
ワインセラーの性能や大きさは、製品によってさまざまです。ワインセラーを選ぶ際は、以下3つのポイントを意識してみてください。
- 冷却方式
- 収納本数
- 製品の大きさ
それぞれのポイントを順番に解説します。
ポイント1.冷却方式
1つ目のポイントは、ワインセラーの冷却方式です。冷却方式は大きく分けて、コンプレッサー式、ペルチェ式、アンモニア熱吸収式の3種類があります。それぞれの特徴は、以下の一覧表をご確認ください。
冷却方式 | コンプレッサー式 | ペルチェ式 | アンモニア熱吸収式 |
---|---|---|---|
特徴 | モーターを動かして冷却する | 半導体素子の性質を利用して冷却する | アンモニアの気化熱によって冷却する |
メリット | 冷却力が強くて省エネ | 稼働音が静か、比較的安価で購入できる | 稼働音が静か |
デメリット | 稼働音が大きい | 他のタイプに比べて冷却性能が劣る、消費電力が大きい | 他のタイプに比べて冷却性能が劣る、消費電力が大きい、アンモニア漏えいの危険性がある |
夏場の気温が高い日本では、コンプレッサー式が最適です。また、コンプレッサー式の多くには加熱機能が搭載されているため、冬場でも設定温度が安定します。
ポイント2.収納本数
ワインセラーを選ぶ上では、ワインの収納本数も重要です。ワインセラーには数十本しか収納できない小型タイプから、100本以上を収納できる大型タイプまであります。
収納本数は店舗の大きさや、保管したいワインの本数で決めましょう。例えば、ワインの回転率が高い場合や、常に保管するワインの本数が少ない場合は、小型タイプのワインセラーが推奨されます。
一方、ストックをたくさん確保しておきたい場合や、10年先までワインを保管したいと考えている場合は、「もっと大きいワインセラーを買っておけばよかった」と後悔しないためにも大型タイプを選択しましょう。
ポイント3.製品の大きさ
ワインセラー自体の大きさにも意識を向けましょう。ワインセラーの大きさは製品によってさまざまで、大きさに応じて電気代などの維持費も異なります。
「ワインセラーを購入したけど好みの場所に設置できなかった」というトラブルを避けるためにも、店舗全体を見渡し、設置する場所を事前に決めてから製品を選択しましょう。
なお、製品の大きさにこだわりがない場合は、ワンサイズ大きいワインセラーをおすすめします。保管できる場所がたくさんあれば、好みに応じてワインを長期間保管できるためです。
フォルスタージャパンのワインセラーがおすすめ
ワインセラーの製品選びで迷っている飲食店様は、「フォルスタージャパン(FORSTER JAPAN)」のワインセラーを一度ご検討ください。フォルスタージャパンは、日本におけるワインセラーのパイオニアブランドです。
フォルスタージャパンが国内販売を開始したのは1987年であり、古くから日本中にさまざまな製品を提供しています。国内で初めて販売したワインセラー「ロングフレッシュ」シリーズで培った技術を、海外製造のシリーズに活用したことで、フォルスタージャパンは高品質のワインセラーを実現しました。
さらに、JSAソムリエ有資格者367名を対象にしたインターネット調査*では、「現在使用しているワインセラー」「購入を検討しているワインセラー」の2つとも、フォルスタージャパンが第1位に輝いています。まさにプロが選ぶNO.1ワインセラーだと言えるでしょう。
*株式会社フィラディス調べ 調査期間:2021年6月24日~7月5日
フォルスタージャパンは修理に関する専門窓口を用意しているので、ワインセラーのトラブルがあっても安心です。そのことから、「初めてワインセラーを導入する」という飲食店様にも向いています。
フォルスタージャパンの製品ラインナップ
フォルスタージャパンは多種類のワインセラーを販売しています。今回は、以下5つのシリーズを詳しく解説します。
- ロングフレッシュ(LongFresh)
- グランセラー(GrandCellar)
- プロセラー(Pro-Cellar)
- カジュアルプラス(CASUAL+)
- ホームセラー(HomeCellar)
それぞれの特徴を1つずつ見ていきましょう。
1.ロングフレッシュ(LongFresh)
1つ目に紹介する「ロングフレッシュ」は、フォルスタージャパンを象徴する日本製のシリーズです。安心と信頼の日本製ワインセラーで、ワインのプロフェッショナルや本格的なワインマニアに人気が高く、長年にわたって支持されています。
ロングフレッシュシリーズには、以下のような特徴が挙げられます。
- フォルスタージャパンの加湿循環方式により、庫内の湿度を安定的に維持する
- インバーターコンプレッサーにより大幅省エネを実現
- ワインボトルを美しく照らすLED照明を搭載
- シリンダー錠で扉をロックできる(※408FGⅡはワイヤーロックとなります)
- 一部シリーズに限っては酷暑にも対応
また、冷凍サイクルの保証期間が業界最長の5年です。「初めてワインセラーを購入するから保証期間が長いほうがいい」という飲食店様にもおすすめです。
収納本数:36〜120本
扉の種類:ガラス/鋼板
温度帯:1温度タイプ
2.グランセラー(GrandCellar)
「グランセラー」シリーズは、家具のようなデザインのワインセラーです。木のブラウンの木目調は、まるで高級家具のような雰囲気を放ちます。
デザイン性が高いだけでなく、ワインセラーとしての使い勝手も良好です。操作パネルは扉の正面や内側ではなく、扉天面に配置されているため、立ったままスムーズに操作できます。また、この配置により、お客様に無駄のないシンプルな印象を与えられます。
そのほか、ワインボトルを美しく演出するLED立体照明を搭載している、木の質感と使い勝手を両立したスライドラックが採用されている、夏場でも安心な酷暑対応など、さまざまな魅力があります。「インテリア性にもこだわりたい」という飲食店様におすすめです。
収納本数:49〜84本
扉の種類:ガラス
温度帯:1温度タイプ/2温度タイプ
3.プロセラー(Pro-Cellar)
フォルスタージャパン唯一のビルトインセラーである「プロセラー」シリーズ。洗練された上質さを醸し出すステンレスフレームが採用されていることから、スタイリッシュでおしゃれな印象を与えられます。
また、本シリーズは見た目のデザイン面だけでなく、温度変化を低減する庫内ファンと加温ヒーターを搭載しているなど、機能美を併せ持っているのも特徴です。ダブルの庫内ファンによって加湿された冷気を循環させることで、扉の開閉時の温度変化や温度低下を抑制します。
置き場所の関係で、「放熱スペースが取れない」、「ワインセラーのビジュアルをすっきり見せたい」という飲食店様に選ばれています。
収納本数:133本
扉の種類:ガラス
温度帯:1温度タイプ
4.カジュアルプラス(CASUAL+)
続いて紹介する「カジュアルプラス」シリーズは、インバーターコンプレッサーを採用した省エネモデルです。インバーターコンプレッサーは周囲の状況に応じて、冷却に必要な回転数を変化させます。この機能により、ワインセラーの省エネと静音を実現します。
また、デザイン性と機能性を高めるサイドガードフレームが備わっているのも特徴です。扉の側面に採用されたアルミフレームは高級感があるため、店舗に置いておくだけでも様になります。
さらに、太めのワインボトルを収納可能であることからも、本シリーズは収納本数とコストパフォーマンスを優先する飲食店様に推奨されます。
収納本数:111〜122本
扉の種類:ガラス
温度帯:1温度タイプ/2温度タイプ
5.ホームセラー(HomeCellar)
最後に、ワインセラーを初めて購入する飲食店様、ワインビギナーの方におすすめの「ホームセラー」シリーズを紹介します。本シリーズは、購入しやすい低価格帯の製品を多数展開しているエントリーモデルです。
小〜中型のラインナップを中心としたモデルが多いものの、カラーバリエーションが豊富で、かつ大きめのモデルも一部展開されているため、店内の雰囲気やスペースに合わせて選択できます。「ワインセラーを初めて購入する」という飲食店様は、ぜひ本シリーズを一度ご検討ください。
収納本数:18〜84本
扉の種類:ガラス
温度帯:1温度タイプ/2温度タイプ
まとめ
本記事では、ワインセラーの特徴や選び方、フォルスタージャパンの製品ラインナップを紹介しました。
一言でワインセラーと言っても、その種類は多岐にわたります。また、製品によって特徴も異なるので、店舗の目的に合わせてワインセラーを選ぶ必要があります。
なお、業務用酒販店のなんでも酒やカクヤスからフォルスタージャパンの製品を購入すれば、通常価格より安く購入できるほか、ワインセラーやワインに関するご相談も承っております。
さらに、ワインセラーに保存すべきワインのご相談や、ワインメニューのラインナップまでなんでもご相談ください。
「せっかくいいワインセラーを買ったのに、どんなワインを導入していいのかわからない」「どんなワインが熟成に向くのか知りたい」という飲食店様は、是非お気軽にお問い合わせください。カジュアルワインから高価格帯のプレミアムワインまで揃えているカクヤスなら、飲食店様の業態に合わせてご提案する事が可能です。
ワインセラー、ワインの導入を検討している飲食店様は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
この記事を書いた人
カクヤス編集部
飲食店なんでもスクエアは、国内業務用酒販売上No.1、首都圏飲食店顧客満足度No.1の実績をもつ酒販店「なんでも酒やカクヤス」が運営するメディアです。
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