【人気上昇中】日本のクラフトジンとは？おすすめ8選と飲み方をご紹介！

ここ数年世界的に人気となっているクラフトジン。なかでも和の素材や製法にこだわった日本製クラフトジンは、地域の特産品を使った個性的かつ高品質なものが多いため注目度の高いドリンクです。和食を始めとした料理との相性が良いお酒として取り扱う飲食店も増えてきました。
今回はジャパニーズ・クラフトジンを詳しくご紹介いたします。人気の理由や人気が高いおすすめアイテム、おすすめの飲み方などを詳しく解説していきます。

「クラフトジン」とは、蒸留酒「ジン」の一種です。ジンは、ウォッカ、ラム、テキーラと合わせて4大スピリッツと呼ばれる、世界的に良く飲まれている蒸留酒です。ジンの定義はシンプルで、ジュニパーベリー（ヒノキ科のセイヨウネズの果実を乾燥させたもの）でフレーバーをつけた蒸留酒であること、です。

クラフトジンには明確な定義はありません。一般的にはクラフトビールなどと同様に、小規模な蒸留所が造る個性的なジンを「クラフトジン」と呼ぶ場合が多いです。伝統製法や、一般的なジンで使用しないボタニカルを使ったものなど、蒸留所独特のこだわりがあるのが特徴です。
一方、厳格な定義ではないため、大手メーカー製の「クラフトジン」も存在します。この場合は、作り手が原料や製法、産地などに強いこだわりをもって造るジンのことを指すようです。

国産ウイスキーに続いて、国産クラフトジンの人気が上昇中です。ジュニパーベリー以外に、香り付けするために柑橘類やスパイス、樹皮や根などがボタニカルとしてよく使われます。日本には日本原産の柑橘類やお茶、山椒など、ボタニカルの原料が豊富にあります。地域ごとにボタニカル原料が異なることや、ブレンド次第でクラフトジンに個性が出しやすいことも人気の理由です。

クラフトジン自体の歴史が浅く、2009年、イギリスで「シップスミス」の誕生がきっかけです。以後、マイクロディスティラリーによる個性的なクラフトジンが世界的なブームになりました。日本初のジン専門蒸留所の誕生は2014年（2016年初リリース）。玉露や山椒、柚子など日本ならではのボタニカルを使ったクラフトジンは世界的にも評価が高く、和食とマッチするお酒としても好評です。また元々ジンはカクテルベースの主役ですが、ジャパニーズ・クラフトジンはカクテルのアレンジやツイストするのに便利なアイテムとしてバーや飲食店でも人気となっています。

日本のクラフトジンの歴史は、まだ誕生から10年も経ちません。それでも海外の有名コンペティションで入賞する銘柄が登場することで、日本のクラフトジンというジャンル自体があっという間に人気に。大小さまざまな蒸留所が製造を開始し、今や百数十ブランドまで増えました。その中から、人気＆おすすめのクラフトジン8選をご紹介しましょう。

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ボトルごとに異なる個性が楽しめるのが国産クラフトジンの楽しさです。ストレート、ロック、ソーダ割りや各種カクテルのベースとして様々な飲み方が可能です。

クラフトジンならではの豊潤な香りを楽しむなら、まずは少量を常温程度のストレートで。複雑なボタニカルの個性や香味を堪能できるグラッパグラスやウイスキーグラスがおススメです。アルコール度数40%程度と高めなので、シングルモルトウイスキーなどと同様に、時間をかけてゆっくりと味わいます。チェイサー（水）のご用意が必須です。

ストレートだとアルコール度数が高過ぎて飲みづらい場合は、ぜひロックで。丸氷やロックアイスでご提供すると、氷が少しずつ溶けゆくごとに、香味がじんわりと立ち昇っていく、味わいの変化が楽しめます。

カクテルの定番であるトニックウォーターで割ったジントニック、ソーダで割ったジンリッキーも、ベースをクラフトジンに変えることで、味わいがワンランク以上アップします。料理と合わせるのに最もふさわしい飲み方です。一般的にカットレモンやライムを飾りますが、ユズ、カボスなど使用しているボタニカルに合わせるとより訴求力がアップします。

もちろん各種カクテルベースとしても優秀です。ショートカクテルならジン＋ライムジュースのカクテル「ギムレット」が特におすすめです。シェイクすることでライムジュースと一体化して、クラフトジンならではの豊潤な香味が一気に花開きます。甘味が強いカクテルよりは、材料も味わいもシンプルなカクテルの方がクラフトジンらしい香味がより楽しめます。

産地や素材、製法にこだわって造られるクラフトジン。日本各地の特産品を使ったものが多く、個性的な味わいや香りが楽しめます。和素材を使ったクラフトジンは、和食は当然、各種料理との相性も抜群です。

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