日本のビールにはない海外ビールの魅力とは?おすすめのラインナップ6種をご紹介
「ヒューガルデン」や「バドワイザー」などの海外ビールには、日本のビールにはない魅力があることをご存知でしょうか?海外ビールはその国の料理や風土に合うように製造されているため、造られる国によって特徴が大きく異なります。
ビールの特徴がより強調されていることもあり、銘柄によっては日本のビールにはない深いコクや甘味、独特な香りなどが存在します。これら海外ビールを店舗に導入することで、多様化するお客様のニーズを満たすことにつながるため、客数・客単価アップや顧客満足度の向上に期待が持てます。
そこで今回は、海外ビールの特徴や選び方、おすすめのラインナップを詳しく解説します。海外ビールの導入を検討している飲食店様は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
なお、ピンクの看板が目印の業務用酒販店、なんでも酒やカクヤスであれば、さまざまな種類の海外ビールの仕入れに対応しています。商品のご相談やメニュー作成も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
海外ビールの特徴|味わいや香り
そもそも海外ビールとは、日本以外のさまざまな国で造られているビールのことです。その国の料理や風土に合わせて造られているため、製造される国によってビールの特徴が大きく異なります。
また、海外ビールは特徴がより強調されていることから、銘柄によって味わいや香り、後味などがまったく違うため、人によって好みが分かれることもあります。
例えば、極端に苦いビールやサッパリと爽快感を味わえるビールがあれば、その一方で、甘めのビールや独特の香りがするビールも存在します。
さらに、国によってビールに対する法律が異なるため、法律という観点でも違いがあらわれることを覚えておきましょう。
海外ビールのグラスや形状
日本のビールを飲食店で提供する場合は、ガラスで造られた片手で持つビールジョッキを使用するケースがほとんどです。もしくは、取っ手の付いていない小さめのグラスでビールを提供します。
一方、海外ビールを提供する際に使用するグラスには複数の種類があります。例えば、丸まっている形状の可愛らしいグラス、掴む部分だけが凹んでいるグラス、ワイングラスのような形状のグラスなど、その国に応じて形状がさまざまです。
それぞれのグラスには違った良さがあるため、提供する海外ビールに合わせて専用のグラスを用意することをおすすめします。
海外ビールにはブランドロゴの入った専用グラスも多数存在します。酒販店経由で購入できるものもあれば、導入基準に応じて販促品として提供して貰えるものもあります。
なんでも酒やカクヤスでは海外ビールの専用グラスも、ブランドオリジナルグラスも多岐に渡って取り扱っているので、海外ビールのグラスをお求めの際は一度ご相談ください。
海外ビールを製造している代表的な国
海外ビールはあらゆる国で製造されていますが、代表的な国としては以下の7つがあげられます。
- ドイツ:ビールの本場
- メキシコ:実はビール大国
- ベルギー:ビールの種類が豊富
- イギリス:常温で飲むビールが多い
- アメリカ:世界的なシェアを誇る
- チェコ:一人あたりの年間ビール消費量が世界一
- オランダ:クセが少なくフルーティ
これらの国はあくまで一例であるため、ビールを製造している国はほかにも多数存在します。製造国の特徴を考慮した上で、海外ビールの導入を検討してみてください。
海外ビールの選び方|意識すべき3つのポイント
海外ビールを店舗に導入する際は、以下3つのポイントを意識しましょう。
- ビールの種類
- ビールの製造国
- ビールの容器
これから海外ビールを導入する予定の飲食店様は、それぞれのポイントを確認した上で、自店舗に合った海外ビールを見つけてみてください。
ポイント1.ビールの種類
1つ目のポイントは、ビールの種類です。ビールは製造する際の発酵方法によって、主に「エール」と「ラガー」の2つに区分されます。
上面発酵で造られるビールをエールと言い、エールは芳醇で濃厚な味わいを感じられるのが特徴です。一方、ラガーは下面発酵で造られるビールを指し、スッキリと爽やかで、のどごしが良いという特徴を持ちます。
海外ビールにはエールとラガーの2種類が存在し、それぞれ特徴が異なるため、導入する際は種類を確認した上で検討しましょう。
なお、日本で製造されているビールはほとんどがラガービールです。日本のビールの特徴に似せたい場合はラガービール、より海外ビールの良さを演出したいならエールビールを導入しましょう。
ポイント2.ビールの製造国
海外ビールを選ぶ際は、ビールを製造している国も重要です。先ほども解説したように、ビールの製造国によって特徴が大きく異なります。
例えば、ドイツビールであれば甘味のあるまろやかなビールが多いのが特徴であり、その一方でベルギービールは銘柄の種類が多く、味わいや香りが多種多様です。
「ビールの製造国が同じなら特徴もまったく同じ」というわけではありませんが、海外ビールを選ぶ際は1つのポイントとして考慮しましょう。
ポイント3.ビールの容器
飲食店に海外ビールを導入する場合、ビールの容器も重要となります。日本の主流ブランドであれば、樽・瓶・缶など複数の容器から選択可能です。
しかし、海外ビールの場合は瓶や缶で仕入れるのが基本であるため、瓶や缶でそのまま提供する方法か、グラスに注いで提供する方法のどちらかを採用する店舗が多いです。
最近は「ヒューガルデン」や「ステラアルトワ」をドラフトビールとして提供できる「ピュアドラフト」が登場しました。ピュアドラフトは、空気圧によってビールを絞り出す二重構造のプラスチック樽です。開栓後でも最大で約4週間鮮度を保持できるほか、小容量化されているためロスの削減、廃棄リスクの軽減ができます。
海外ビールの種類|おすすめのラインナップ6種
海外ビールのおすすめラインナップはを6つご紹介します。
- バドワイザー(Budweiser)
- コロナ エキストラ(Corona Extra)
- ヒューガルデン ホワイト(Hoegaarden)
- グース アイピーエー(Goose IPA)
- レフ ブロンド(Leffe Blonde)
- ステラ アルトワ(Stella Artois)
これらは日本でも認知度の高い高品質の海外ビールです。価格は通常のビールよりも高い傾向にありますが、味わい・香り・後味どれも優れているため、お客様のニーズを満たすことができるでしょう。
1.バドワイザー(Budweiser)
「バドワイザー」は、世界6大陸、80ヵ国以上で愛飲されるビールブランドです。バドワイザーの醸造には、通常のビールよりも長い期間が設けられています。また、醸造する原料にもこだわったことで、バドワイザー特有のスッキリとした味わいを実現しました。
ほかのビールには真似できない甘味のあるスムースさが魅力的で、どんなシーンにもマッチします。海外ビールにしては飲みやすいため、「海外ビールを初めて飲む」というお客様にもおすすめできます。
【ビーチウッド熟成法】
バドワイザー伝統の製法。熟成時にビーチウッド(ぶなの木)を入れることにより、酵母がビールに触れる面積が広がることから発酵がスムーズに進み、フルーティーな香り、バドワイザー独特の味わいを作り出します。
2.コロナ エキストラ(Corona Extra)
白と紺のラベルと金色のビールが特徴的な「コロナ エキストラ」。世界で最も飲まれているプレミアムメキシカンビールであり、軽いホップとフレッシュな香りが魅力的です。
口当たりも爽やかでスッキリとしているため、ボトルをキンキンに冷やした上で、カットライムを挿して提供する方法をおすすめします。お客様にゆったりとしたリラックス空間を提供できるでしょう。
3.ヒューガルデン ホワイト(Hoegaarden White)
「ヒューガルデン ホワイト」は、約600年の歴史を持つホワイトビールです。オレンジピールとコリアンダーシードの完璧な組み合わせにより、自然な苦味とヒューガルデン特有の清涼感、香り華やぐフルーティーな味わいを実現しました。
ヒューガルデンは原料に小麦を使用しており、この小麦のたんぱく質によって白く濁ることから、「ホワイト」という名前が付けられています。さまざまなフードと相性が良く、万人向けする味わいなので、乾杯での最初の一杯としてもおすすめです。
なお、国際的なビールの祭典「WORLD BEERCUP」のベルギーホワイトビール部門にて、ヒューガルデンは金賞を合計6度受賞しています。世界が認めたプレミアムビールだと言えるでしょう。
4.グース アイピーエー(Goose IPA)
米国クラフトビールにおいてパイオニア的な存在であり、IPA発祥のときをイメージさせるクラフトビールです。高品質なホップにより、透き通るようなフルーティな香りと独特の旨味を実現しています。
また、やさしい口当たりでありながらも、深いコクと複雑な味わいを両立しているため、世界中のビール好きに愛されています。クラフトビール業界において、これほど複雑な味わいを実現しているビールはそう多くないことから、革新的なプレミアムビールだと言えるでしょう。
なお、アメリカのビール品評会「Great American Beer Festival」のEnglish-Style India Pale Ale部門にて、グース アイピーエーは受賞歴が合計6度あります。そのほか、アメリカの飲食店における「IPA樽生タップ導入数」で1位を獲得しているなど、数々の実績を誇っています。
5.レフ ブロンド(Leffe Blonde)
「レフ ブロンド」は、旨味、苦味、酸味、それぞれを素晴らしいバランスで調和した海外ビールです。味わいはクリーミーで、口当たりはやさしく非常にマイルド。
ゴールドに輝くビジュアルが特徴的で、グラスの向こう側がぼやけて見えないほど濁っています。フルーティで濃厚な甘味も感じられるので、普段ビールを飲み慣れていない女性にもおすすめできます。
6.ステラ アルトワ(Stella Artois)
味わいと香りのバランスが良好なプレミアムラガー。キレのある爽快なのどごしが特徴的で、草のようなホップの爽やかな香りを感じられます。
口当たりもやさしく、海外ビール特有のクセが少ないため、万人向けしやすいプレミアムビールだと言えます。キリッと冷やして提供するのがベストです。日本人からの人気も高いので、ぜひ「ステラ アルトワ」の導入を検討してみてください。
消費者のニーズを考慮して海外ビールの導入を検討しよう
本記事では、海外ビールの特徴や選び方、おすすめラインナップを解説しました。
海外ビールは日本のビールとは異なり、ビールの個性が強く、銘柄によって味わいや香り、後味などがまったく違うため、人によって好みが分かれるという特徴を持ちます。
最近は、海外ビールに興味を持ち始めているお客様も増えているため、多様化するニーズに対応する必要があります。客単価を上げて売上を伸ばすためにも「日本のビール以外にも海外ビールも合わせて販売する」という選択肢を提案します。
今回紹介したラインナップを参考にした上で、海外ビールの導入を検討してみてください。
業務用酒販店であるカクヤスであれば、海外ビールを1本からスピーディーに仕入れることができます。海外ビールのドラフトをお考えでしたら、エール、ラガーなど多様化するニーズに合致し、開栓後最長4週間鮮度維持出来る「ピュアドラフト」の導入にも対応しているため、海外ビールの仕入れを検討している飲食店様は、ぜひこの機会にお問い合わせください。
この記事を書いた人
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