レモンサワーの次にくるのはこれ!ぽん酢サワーやすだちサワーで他店に差をつける新しい柑橘系割材をご提案

若者のビール離れ、酒離れが増えているとされている昨今、酒類業界の救世主となったのがレモンサワーです。
2017年頃からレモンサワーブームがはじまり、その後も人気の高まりを見せているレモンサワー。今では、レモンサワーの専門店ができるなど、注目され続けています。

そんな中、他店との差をつけるために新たな柑橘系サワーを、自店の強みにしたいと考える飲食店様も少なくありません。
この記事では、レモンサワーが人気となった背景を探るとともに、新たな柑橘系サワーのご提案、実際に導入している店舗へのお客様の反応などをご紹介していきます。

レモンサワーだけではないお酒で、他店に差をつけたいと考えている飲食店様は、ぜひ参考になさってください。

レモンサワーが人気となった背景

昔から居酒屋の定番メニューとしてあったレモンサワーが、2017年頃から人気となったのはなぜなのでしょうか?
まずは、レモンサワーが人気となった背景をご紹介します。

若者のアルコール離れが増えている

若者のアルコール離れが増えていると言われていますが、その中でもレモンサワーは人気です。日本蒸留酒酒造組合が2022年に実施したレモンサワーに関するアンケートによると、「直近1年間でレモンサワーを飲んだことがある人」は前回よりも5.8%高い88.7%となっています。

その中でも、「以前に比べてレモンサワーを飲む回数が増えた」と答えた方は全体で50.5%の中、20代が52.6%、30代が57.5%と、若い年代にレモンサワーが人気であることがわかります。
苦みが少なくさっぱりとした味わいのレモンサワーが、それまで「1杯目はビール」とまで言われていた居酒屋事情を大きく変えることになったのです。

出典元:「レモンサワーに関するアンケート」日本蒸留酒酒造組合

家飲みからの波及

コロナ禍により家飲みを楽しんでいた方にとっても、レモンサワーは取り入れやすい飲み物だったといえます。レモンサワーは、蒸留酒、レモン果汁、炭酸水というシンプルな材料で作られているため、自宅でも簡単に作れるドリンク。

とくに、自宅で簡単に炭酸水を作れる家電製品なども所持する方が増えているため、家飲みでレモンサワーに慣れたという方が、居酒屋でもレモンサワーを頼む傾向にあるようです。
各メーカーからも、レモンサワーの素や、レモンサワー専用のアルコール商品が販売強化されていて、炭酸水があれば簡単にレモンサワーが自宅で作れる上に、さっぱりした味わいでリフレッシュできるという理由からレモンサワーを好む方が増えています。

健康志向の方に人気

近年、ジムやパーソナルトレーニングに通う方、自宅でトレーニングをする方などが増え、健康志向の方は、「お酒は飲みたいけれどヘルシーなものがいい……」と考えることが多いです。
レモンサワーの原料となっている甲類焼酎は、プリン体も糖質もゼロなので、他のお酒と比べると太りにくく、カロリーを抑えることができます。
他にも、クエン酸、ビタミンC、リモネンなどの栄養素が含まれていることで、リラックス効果や美肌効果もあることから、女性にもレモンサワーは人気で「レサワ女子」という言葉があるほど、レモンサワーで乾杯する女子も増えているのです。

見た目にインパクトがありSNS映えする

レサワ女子の間で人気となっているのが、「SNS映えするレモンサワー」です。
色とりどりのカラフルなレモンサワーや、フルーツがごろっと入ったレモンサワー、冷凍レモンをタワー状にして提供するタワーレモンサワーなど、各飲食店では女子にターゲットを絞り、SNS映えするようなレモンサワーを展開しています。
InstagramやTwitter、TikTokなどで映えることで、そういったメニューを出す店舗に足を運ぶ女性も増えているのです。
また、キンミヤを凍らせた「シャリキン」と合わせた、シャーベット状の焼酎を使ったレモンサワーを提供しているお店もあります。

大衆居酒屋がブームとなっている

レモンサワーは大衆居酒屋で生まれた飲み物ですが、近年、その大衆居酒屋ブームが到来しています。
大人数の宴会だけではなく、一人でも気軽に入れる雰囲気や、価格設定の安さが特徴の大衆居酒屋。昭和レトロな雰囲気が、若者にも中高年にも人気となっていて、レトロと現代が融合した「ネオ大衆」などと名前のついた居酒屋が注目されています。
そんな大衆居酒屋ブームが後押しとなり、定番メニューであるレモンサワーも徐々に知名度を上げてきたといえます。

新しい柑橘系サワーで他店に差をつける!

レモンサワーブームも数年続き、そろそろ新しい飲み物で他店に差をつけたいと考えている飲食店様も多いですよね。
ここからは、なんでも酒やカクヤスがおすすめする、ぽん酢サワーをはじめとした新しい柑橘系サワーをご紹介します。

ぽん酢サワー

ここ数年で、居酒屋を中心に徐々に人気を集めているぽん酢サワーは、柑橘果汁と醸造酢のみで作られたぽん酢を、焼酎と炭酸水で割るというシンプルな飲み物です。酸っぱさもありながらさっぱりした味わいになるので、色々なジャンルの料理とも相性抜群です。
レモンサワーよりも甘みが少ないので、食事の邪魔をしてしまうことがありません。そのため、和食や魚料理、中華、洋風とどんな料理にも合わせやすく、どのような業態の飲食店でも提供しやすいごくごく飲めるすっきりした後味が特徴。

ミツカンのぽん酢を使用したぽん酢サワーは、提供方法もさまざまで、厨房で作ってから提供することはもちろん、ぽん酢とプレーンサワーをホッピーのように一緒に提供する方法ですと、飲む方がぽん酢の量を自分で調整できるのも魅力です。

すだちサワー

すだちは徳島県を代表する柑橘系果実として有名です。果実は25~50gほどの小ぶりなものが多く、未熟な状態で出荷されることで、果汁の中にあるクエン酸含有量が多くなり、独特のさわやかな香りと風味を味わえます。

すだちサワーは、すだち果汁を甲類焼酎と炭酸水で割るのが一般的です。すだち果汁として製品化されているものや、リキュールとして炭酸水で割るだけで済むものもあります。少し大変ですが、旬の時期に生のすだちを2~3個半分に切って絞れば、特別感を演出する事もできます。
すだち特有の苦みや酸味がさっぱりとした味わいをもたらすのが特徴です。一緒に生のすだちを添えて、すだち本来の味を楽しめるように提供するのもおすすめです。

カクヤスがおすすめするすだちリキュールは、徳島県特産のすだちにハチミツと清酒をプラスして使ったお酒です。すだちの香りと酸味、蜂蜜の甘みと清酒の旨味が調和しています。

直七すだちサワー

直七すだちは、高知県の南西に位置する宿毛(すくも)市で主に栽培されている香酸柑橘の一種です。他の柑橘類と比べ生産者が限られており、市場にもあまり出回っていないことから「幻の柑橘」と言われています。
柚子やレモンに比べ香りも控えめで、爽やかで軽やかな風味が持ち味。酸味、甘み、苦味のバランスが良く、ピュアでナチュラルな味わいのため、どんな料理とも相性抜群です。

そんな希少な直七すだちの果汁を贅沢に使用した「直七すだちシロップ」は、なんとカクヤス限定商品!
他の柑橘類には出せないまろやかな酸味と希少さを謳い、プレミアムサワーとして提供してみるのはいかがでしょうか?
5倍希釈の割り材にしているため、サワーだけでなくハイボール、日本酒、ソフトドリンク、かき氷にもおすすめのシロップです。

ゆずサワー

ゆずは、皮に香り成分や栄養分が多く含まれているのが特徴で、ゆずサワーとゆずみつサワーで微妙に味わいが変わってきます。
ゆずサワーは、上品でさわやかな風味ですっきりとおいしく飲めます。ゆずみつサワーは、はちみつと砂糖で甘みを加えているので、まろやかな味わいで女性からの人気も高いお酒です。

すだちサワーと同様に、ゆず果汁を甲類焼酎とソーダで割るのが一般的です。ゆず果汁として製品化されているものや、リキュールとしてソーダ水で割るだけで済むものもあります。
また、ゆずのさわやかな風味は、普段お酒を飲まない方や、お酒が弱い方にもおすすめできます。そのようなお客様からおすすめを聞かれたときに、ゆずサワーを提供するのも良いでしょう。

ライムサワー

ライムサワーは、ライムの爽快感と風味が味わえるお酒で、色も薄いグリーンでさわやかなことから、居酒屋で人気のメニューの1つです。甘みを求めるのではなく、すっきりとしたさわやかさを求めているお客様におすすめできます。

カクヤスで取り扱っているライムサワーの素は、果汁や果肉だけではなく皮もまるごと使用しているため、ライムそのものの味わいを楽しめます。ジンジャエールで割ればモスコミュール風にもなるため、さまざまな使い方ができるのも特徴です。

はっさくサワー

はっさくは、柑橘系の中でも酸味が強く、さっぱりした味わいが特徴です。
どんな料理にも合わせられる爽快感で、ほのかな甘みも感じるので、レモンサワーに変わる柑橘系のお酒を探している方におすすめできます。

カクヤスがおすすめするはっさくリキュールは、広島産のはっさくをまるごと使用していて、果汁が70%配合されています。
酸味料、合成香料不使用で、はっさくの爽快な酸味をじっくり味わえるお酒です。

まとめ

レモンサワーの人気がまだまだ続いていますが、飲食店様としてはレモンサワーに代わる、自分のお店だけの看板商品を提供したいですよね。
現在、レモンサワーはどこでも飲めるお酒となりましたが、他の柑橘系サワーはまだまだ導入している店舗が少ないため、他店と差をつけるためにはオリジナルのお酒を導入するのがおすすめです。

なんでも酒やカクヤスでは、飲食店様のお悩みに寄り添い、繁盛店の事例をもとに経営やドリンクメニューに関するさまざまな提案をさせていただきます。
今回ご紹介したぽん酢サワーの導入や、柑橘系リキュールの導入のご相談はもちろん、お酒以外の消耗品などのご注文も承っているため、どんなお悩みでもなんでも酒やカクヤスへまずはご相談ください。

この記事を書いた人

カクヤス編集部

飲食店なんでもスクエアは、国内業務用酒販売上No.1、首都圏飲食店顧客満足度No.1の実績をもつ酒販店「なんでも酒やカクヤス」が運営するメディアです。
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カクヤス編集部にはワインエキスパート・エクセレンスやシニアソムリエ、SAKE DIPLOMAなどお酒の資格を持ったメンバーや、飲食店様に15年以上寄り添ってきた営業スタッフ、店舗スタッフなど様々なメンバーがいます。

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