サントリー ワールドウイスキー「碧 Ao」の魅力を徹底解説|原酒や誕生したきっかけ【語れるウイスキー vol.9】

サントリー ワールドウイスキー「碧 Ao」は、一般的なウイスキーとは明確に異なる特徴を持ちます。碧Aoのベースとなっているのは「調和」であり、世界中の原酒を「重ね合わせる」というアプローチによって誕生しました。
この技術は簡単に真似できるものではなく、世界中に蒸溜所を展開するサントリーだからこそ実現できたプレミアム・ブレンデッドウイスキーだと言えます。

本記事では、サントリー ワールドウイスキー「碧 Ao」の原酒、誕生したきっかけ、ラインナップを解説します。すでに碧Aoを導入している店舗様はさらなる知識を、まだ導入していない店舗様は碧Aoの魅力を知っていただき、ぜひ導入をご検討ください。

ウイスキープロフェッショナル(ウイスキー文化研究所)の資格を持つカクヤス営業スタッフがおすすめポイントをお伝えします!

サントリー ワールドウイスキー「碧 Ao」とは?

サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」は、自社蒸溜所で製造された5大ウイスキーの原酒をブレンドしたプレミアム・ブレンデッドウイスキーです。
碧Aoのベースとなっているのは「調和」です。ブレンドした原酒の個性を活かし、「重ね合わせる」という新しいアプローチによって誕生しました。

歴史や風土、その原料や製法も異なる5大ウイスキーの調和により、多様性に満ちた新たな味わいが実現されています。ネーミングの「碧(アオ)」は、世界と日本をつなぐ「海」の深く美しい色、そしてボトルのデザインは羅針盤と波が表現されています。

碧Aoの味わいはまさに多様性。1杯で5大ウイスキーの個性、豊かさを存分に味わえます。また、その複雑な味わいは飲み方によっても変化します。

サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」の原酒

サントリー社は世界で初めて、自社蒸溜所による5大ウイスキーの原酒をブレンドし、プレミアム・ブレンデッドウイスキーをつくりました。碧Aoを構成する原酒は、サントリー社が保有する、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本の5ヵ国の蒸溜所から出来ています。
類を見ないサントリー社のブランド力、そして企画力により、碧Aoという複雑で個性的なプレミアム・ブレンデッドウイスキーが誕生したのです。

碧Aoを構成する世界の蒸溜所

【スコッチ】
・アードモア蒸溜所
・グレンギリー蒸溜所

【アイリッシュ】
・クーリー蒸溜所

【アメリカン】
・ジムビーム クレアモント蒸溜所

【カナディアン】
・アルバータ蒸溜所

【ジャパニーズ】
・山崎蒸溜所
・白州蒸溜所

サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」が誕生したきっかけ

碧Aoが誕生したのは、2014年にサントリー社がビーム社を買収したことがきっかけだと言われています。サントリー社は2014年、アメリカのビーム社と手を組み「ビームサントリー」という一大スピリッツメーカーを誕生させました。

サントリー社はそれまで、自社でスコットランド、アイルランド、カナダ、日本、つまり世界5大ウイスキー産地のうち4つの蒸溜所を保有していました。そこにアメリカのビーム社の蒸溜所が加わり、5大ウイスキーすべての産地に蒸溜所が揃ったのです。

100番目のサンプルでブレンドのベースが完成

そこから、これまで誰も成し得なかった新たな挑戦が始まります。「世界5大ウイスキーをブレンドしよう」という挑戦について、サントリー社の公式サイトでは「世界5大ウイスキーの蒸溜所を擁する唯一のスピリッツメーカーともなれば、誰もが世界5大ウイスキーの原酒を用いたブレンデッドウイスキーという夢を描くだろう」と語られています。

単純に5大ウイスキー産地の原酒をブレンドするだけでなく、サントリーは碧Aoのためのチームを編成し、高いクオリティを求めました。テイスティングを繰り返し、ちょうど100番目のサンプルでブレンドのベースとなるレシピが完成。そのとき、すでにプロジェクトの話が出てから、約1年半もの年月が経過していました。

チーフブレンダーとして碧Aoの誕生を牽引したのは、ブレンダーとして数々の実績を持つ「福與 伸二」氏です。

サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」における4つの飲み方

5大ウイスキーの原酒をブレンドさせた碧Aoは、飲み方を1つ変えるだけで、そのプレミアムな味わいが大きく変化します。碧Aoだからこその味変により、碧Ao1本でさまざまな料理とのマリアージュを可能にします。

碧Aoの代表的な飲み方

  1. ストレート
  2. ロック
  3. 水割り
  4. ハイボール

それぞれの飲み方を1つずつ見ていきましょう。

なお、業務用酒販店であるカクヤスで碧Aoを購入すれば、飲食店様限定で販売促進のためのグラスや、ボトルネック、テーブルテント等のサポートツールを提供しております。下のお問い合わせボタンよりお問い合わせください。

飲み方1.ストレート

碧Aoのストレートは、バニラのような甘みとスパイシーな余韻を楽しめます。5大ウイスキーの個性が口いっぱいに広がり、余韻には甘さとスモーキー、スパイシー・ウッディが複雑に絡み合います。

相性が良いフードは、醤油・味噌系の料理です。例えば、タレ系、煮物、焼鳥(タレ)などがおすすめです。なお、碧Aoのストレートに少しずつ加水することで、変化する個性が堪能できます。

飲み方2.ロック

ロックでは、碧Aoの甘み、スモーキー、スパイシーが複雑に重なり合います。バニラのような甘みと、スパイシーな余韻が特徴です。

氷が徐々に溶け出すことで、碧Aoの味変も同時に楽しめます。「厚みのある味わい」を求める方におすすめです。ストレートと同じく、醤油・味噌系の料理がマッチします。

飲み方3.水割り

碧Aoの水割りでは、穏やかな甘みとスモーキーな味わいが引き出されます。柔らかくひろがる、穏やかな甘さが特徴的です。

シーンや気分に合わせて、碧Aoの個性の変化を感じられます。水割りでは、繊細な味付けのだし巻き卵やおでんから、味が濃い焼鳥や煮物まで、さまざまな料理とマッチします。

飲み方4.ハイボール

碧Aoのハイボールは、サントリー公式サイトでも紹介されているおすすめの飲み方です。華やかな香り、そしてほのかなスモーキーが魅力的。
マッチするフードは、天ぷらやソーセージ、うなぎなどです。以下のように、作り方を工夫することで、5大ウイスキーのニュアンスが引き出されます。

アイリッシュ

アイリッシュ

  1. グラスに氷を一杯に入れる
  2. 碧Aoを適量注ぐ
  3. 冷えたソーダが氷に触れないようゆっくりと注ぐ
  4. マドラーでタテに1回混ぜる
  5. レモンピールを軽く絞ってグラスの中に落とす

【おすすめのグラス】丸みのあるタンブラー
【おすすめの割合】ウイスキー1:ソーダ3.5

カナディアン

カナディアン

  1. グラスに氷を一杯に入れる
  2. ソーダを適量加える
  3. 凍らせた碧Aoをゆっくり注いでフロートさせる

【おすすめのグラス】ロックグラス
【おすすめの割合】ウイスキー1:ソーダ2

スコッチ

スコッチ

  1. グラスの縁に塩をつける
  2. グラスに氷を一杯に入れる
  3. 碧Aoを適量注ぐ
  4. 冷えたソーダが氷に触れないようゆっくりと注ぐ
  5. マドラーでタテに1回混ぜる

【おすすめのグラス】小さめのタンブラー
【おすすめの割合】ウイスキー1:ソーダ3

アメリカン

アメリカン

  1. グラスに氷を一杯に入れる
  2. 碧Aoを適量注ぐ
  3. 冷えたソーダが氷に触れないようゆっくりと注ぐ
  4. マドラーでタテに1回混ぜる
  5. オレンジピールを軽く絞ってグラスの中に落とす

【おすすめのグラス】大きめのタンブラー
【おすすめの割合】ウイスキー1:ソーダ3.5

ジャパニーズ

ジャパニーズ

  1. グラスに氷を一杯に入れる
  2. 碧Aoを適量注ぐ
  3. 冷えたソーダが氷に触れないようゆっくりと注ぐ
  4. マドラーでタテに1回混ぜる
  5. アトマイザーを用意して碧Aoを3回吹きかける

【おすすめのグラス】丸みのあるタンブラー
【おすすめの割合】ウイスキー1:ソーダ3.5

サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」のラインナップ

現在提供されている碧Aoのラインナップは、通常モデルと「SMOKY PLEASURE」の2種類のみです。「SMOKY PLEASURE」は数量限定商品なので、今回は通常モデルを紹介します。

サントリーワールドウイスキー 「碧 Ao」

サントリーワールドウイスキー 「碧 Ao」は、5大ウイスキー産地の原酒をブレンドして生まれたプレミアム・ブレンデッドウイスキーです。碧Aoからは多様性が感じられ、複雑で豊かな香味の変化を楽しめます。

香りは甘く華やか、まろやかな口当たり、厚みのある味わい、そして心地の良いスモーキーなど、碧Aoにはさまざまな表情があります。ストレートはもちろんのこと、ロック・ハイボール・水割り・トワイスアップなど、複数の楽しみ方があるのもポイントです。

サントリーワールドウイスキー 「碧 Ao」

サントリーワールドウイスキー 「碧 Ao」

  • 度数:43度
  • :琥珀色
  • 香り:華やかでバニラやパイナップルのようなフルーティな香り
  • 味わい:滑らかで甘やかな飲み口で、次第にスモーキーやシナモンのスパイスが感じられる
  • 余韻:甘さとスモーキー、スパイシー・ウッディが複雑に絡み合う

容量:700ml

参考価格:5,000 円(税抜)

容量:350ml

参考価格:2,500 円(税抜)

サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」を実際に飲んだカクヤス営業スタッフの感想

最後に、サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」を実際に飲んだカクヤス営業スタッフの感想を紹介します。

ナッティーな香り、ほのかにピーティーな香りがしてバランスがすごくいい。万人受けする感じ。ストレートでも良いがソーダ割りが合う。

【30代男性】
最初にバーボンを感じる、奥の方にブレンデッドスコッチを感じる。

【40代男性①】
飲みやすい!最近若い子にも人気で良く出るようになった。コマーシャル効果だと思う。

【40代男性②】
酸味が立っている。熟成感がない分スッキリと飲みやすい。ぐびぐびいっちゃう。

【50代男性①】
香りは控えめだけど、とがっていないので飲みやすい。どんな食べ物でも合わせやすいので食中酒としてもおすすめできる。

【50代男性②】
バランスがすごくいい。上手くバランスが取れているので飲みやすい。

いまこそサントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」の導入を

本記事では、サントリー ワールドウイスキー 「碧 Ao」の原酒、誕生したきっかけ、ラインナップを詳しく解説しました。

碧Aoは、サントリー社の自社蒸溜所で製造された5大ウイスキーの原酒をブレンドし、長年のノウハウとこだわりによって誕生したプレミアム・ブレンデッドウイスキーです。世界中に蒸溜所を展開するサントリー社だからこそ実現したウイスキーであり、その1本からは複数の個性が垣間見えます。
碧Aoの飲み方としては、ストレート・ロック・水割り・ハイボールなどが代表的で、中でも5大ウイスキーのニュアンスを引き出せるハイボールのアレンジがおすすめです。

業務用酒販店であるカクヤスであれば、碧Aoをスピーディーに仕入れることが可能です。その他の銘柄も1本から導入できる商品が数多くあるほか、365日年中無休の配送にも対応しています。ウイスキーの仕入れ相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

カクヤス編集部

飲食店なんでもスクエアは、国内業務用酒販売 上No.1、首都圏飲食店顧客満足度No.1の実績をもつ酒販店「なんでも酒やカクヤス」が運営するメ ディアです。
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カクヤス編集部にはワインエキスパート・エクセレンスやシニアソムリエ、SAKE DIPLOMAなど お酒の資格を持ったメンバーや、飲食店様に15年以上寄り添ってきた営業スタッフ、店舗スタッフな ど様々なメンバーがいます。

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