日本酒〝辛口〟座談会【第3回:百十郎シリーズ 青波・赤面・黒面】カクヤス営業スタッフが飲み比べました!

日々、飲食店にアルコール・アイテムを提案しているカクヤス営業スタッフが、取り扱う日本酒を忖度なしで語り合う新企画。時代の変化により日本各地の日本酒が気軽に楽しめるようになり、女性や若い世代などにも日本酒ファンの裾野が広がってきました。一方で「色々ありすぎて何を飲んだらいいかわからない」という消費者や「色々ありすぎて何を置いたらいいかわからない」と悩む飲食店も多いようです。

そこで今回は飲食店に直接お酒を提案・配達している酒販店カクヤスの営業スタッフが集まり、各銘柄の特徴だけでなく、相性の良い料理や皆様の銘柄選定、メニューづくりのお役に立てれば幸いです。

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今回選んだ3品はこちら

百十郎 純米吟醸
青波 BLUE Wave
(夏酒)
百十郎 赤面 大辛 純米酒 百十郎 黒面 純米大吟醸
メーカー 林本店
(岐阜県)
林本店
(岐阜県)
林本店
(岐阜県)
使用米 五百万石 あいちのかおり あいちのかおり
精米歩合 60% 70% 50%
アルコール度 15% 15% 15%
日本酒度 +10 +10〜12 +3〜4
酸度 1.5 1.6 1.5

今回の利き酒メンバーのご紹介

千葉さん

門前仲町〜お台場エリアを担当。座談会前夜も同僚と日本酒飲み放題の店で飲んできたという日本酒好き。土曜日はしっかり遊んで(飲んで)、日曜日はしっかり休む、メリハリをつけた週末を過ごしている。この中では【赤面】が好み。

ソムリエ有資格者でレストランやダイニングなどのチェーン企業を担当。日本酒は近年、北陸地方の日本酒に強い関心を示している。週末は子どもの世話と料理を担当して良夫ぶりを発揮している。この中では【赤面】が好み。

齋藤さん

中村さん

麻布十番エリアを担当。配送部門から営業部門に転属して二年目。本来は焼酎好きだが、出身地長野の仲間と飲みに行くときは日本酒の店になることが大半。週末は日中もカーテンを締め切って部屋に籠もるということだが、何をしているかは秘密。この中では【青波】が好み。

神奈川県野毛〜中華街エリアを担当でワインエキスパート資格保持者。飲みに出かけるときはビール→サワー→日本酒と徐々にエンジンをかけていくタイプ。週末はドライブやツーリングを楽しむがもっぱら助手席担当。この中では【黒面】が好み。

石井さん

木川さん

現在はチェーン企業を担当しているが、西麻布エリアの飲食店を担当していた経験も。日本酒はアンチではないものの「仕事がらみの飲み会以外では飲まないなあ」とのこと。週末はもっぱら伊豆でマリンスポーツを楽しんでいる。この中では【黒面】が好み。

赤丸急上昇「百十郎」の魅力に迫る!

木川:

今回は「百十郎」という銘柄しばりで、三種類の飲み比べというテーマです。岐阜県の林本店という蔵元のお酒で、現在の林里榮子社長が就任して経営改革の柱として2010年に誕生したフラッグシップ銘柄ということです。

歌舞伎独特の化粧「隈取(くまどり)」をモチーフにしたラベルがカッコイイですよね。銀座や浅草など歌舞伎ファンが集まるエリアやお店で特に喜ばれそう。

千葉:

齋藤:

外国人は歌舞伎も日本酒も関心が高いから、外国人観光客にもウケそう。少しずつだけど外国観光客の受け入れも再開しているし、インバウンド客の来店を期待しているお店にもお勧めの銘柄といえます。

近年、女性が社長を務める蔵元が増えてきてますね。今までのやり方とは異なる、新しいことにチャレンジしてできた新ブランドというストーリーも好感持てます。日本酒好きな女性や若い世代は応援したくなるのでは。

石井:

中村:

飲み比べは3種類だけど、実際は20種類以上もバリエーションがあるのが驚き。季節ごとにいろんな限定商品があって、隈取のモチーフは同じだけど、ド派手なものから高級感あるものまでラベルのデザインがいろいろ。一度ハマると全種類制覇したくなるし、飲食店も品揃えの変化をアピールしやすいという利点がありますね。

1本目:百十郎 純米吟醸 青波(あおなみ) BLUE Wave (夏酒)

千葉:

ブルーのラベルが目を惹き、涼しげで夏らしいですよね。

私の趣味に通ずるところがあるので「青波」っていうネーミングだけでお気に入りですね(笑)。柑橘系の香りやしっかりした酸味があって、夏酒では珍しいタイプだと思う。

木川:

中村:

一口めのパンチが強烈。キンキンに冷やして飲むと爽快な飲み心地になりそうですね。氷を入れたり、炭酸で割ったり、これまでと違う飲み方でも夏っぽさを演出できそう。

飲んだ後に独特な酸が残る感じがあって、肉の脂を流してくれそうだなと感じました。フルーティーですっきりした香りと味ですね。

齋藤:

石井:

フルーティーな酸味もあるけど、甘みもありバランスがいいお酒だなと思いました。唐揚げやメンチカツのような揚げ物と合わせても、料理に負けずにサッパリ飲めそうです。

2本目:百十郎 赤面(あかづら) 大辛 純米酒

齋藤:

百十郎ブランドのスタンダード酒という位置付け。後味に乳酸系のほのかな酸味が残るのも爽やか。どんな料理とも合わせられると思う。普段飲みを選ぶなら間違いなくコレですね。

辛口ならではの酸味が舌に残る感じが私好み。これを辛くないと言う人はいないと思うので「辛口のおすすめちょうだい」とお客さんに言われたら出しやすい商品です。

千葉:

石井:

しっかり辛口だけどうま味もあります。このクオリティが1.8Lで2,200円というコストパフォーマンスの高さは驚きです。

赤面と合う料理は何だろうと考えたら、まず出てきたのは塩辛、ホタルイカ、梅水晶といったザ・日本酒のアテ。若い世代だけじゃなく、長年日本酒を愛好している世代にも好まれる辛口だなと思う。

木川:

3本目:百十郎 黒面(くろづら) 純米大吟醸

千葉:

とてもフルーティーで香りも華やか。味も甘いうえに飲み口がソフト。繊細な味わいなので、女性や日本酒は苦手という人には絶対お勧めだと思います。

すごくフルーティーで甘いですね、甘酒みたい(笑)。キンメの煮付けなど砂糖やみりんを使って甘みを出す料理に合わせやすいんじゃないかな。

石井:

中村:

九州料理は醤油が甘いし、全体的に甘めな味付けなので相性がいいのでは。個人的には、仕事から帰ってきてあとは寝るだけというタイミングで、リラックスしながら味わいたいなって思う味です。

食中酒というより単体で味わうタイプのお酒という印象。甘みといってもベタつく甘さではなく、心地良い後味ですね。変化球な発想だけどチョコレートと合わせるのが個人的には面白そう。デザート酒としての提案もアリだと思いますね。

齋藤:

銘柄の選定や、メニュー作成についてなんでも相談できる!

いかがでしたでしょうか。味やブランドが持つキャラクターによって客層や利用シーンが異なる日本酒は、価格だけで判断しづらいところ。カクヤスではエリアごとに専任の営業スタッフがいて、業態や客層を熟知したうえで最適な日本酒をご提案しています。また日本酒の品揃えも拡大中ですので、アルコールメニューにお悩みの飲食店は一度カクヤスに相談してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

さとう木誉(きよし)

外食ライター
都内在住。繁盛店取材だけでなく経営マネジメントに関する取材活動を中心とする。「月刊食堂」「外食レストラン新聞」「外食図鑑」といった専門媒体の他、食品商社や外食コンサルタント等の宣伝企画にも携わる。
好きな酒は熱燗。好きなツマミはガリ〆さば。


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