飲食店にWi-Fi設置をおすすめする5つの理由と選ぶ際に確認すべきこと

カフェや飲食店などでWi-Fiの導入が進んでいて、お客様側もわざわざWi-Fiがあるお店を選ぶこともあるほど欠かせないサービスとなっています。
とくに、コロナ禍で会社に出社することなく、どこでも仕事ができるようになった方が多くなった昨今では、食事の後にコーヒーを飲みながら仕事をしたい、残っている仕事を少し片づけてしまいたいなどの理由から、Wi-Fiの有無がお店選びの大事なポイントのひとつとなっているのです。
仕事をする方以外にも、動画を見たり、SNSを見たりするために外でWi-Fi環境を必要としている方は多くいます。

この記事では、飲食店にWi-Fi設置をおすすめする理由と、選ぶ際に気を付けることをご紹介します。
Wi-Fiの導入を検討している飲食店様は、ぜひご参考ください。

飲食店にWi-Fiが設置されていると、お客様に対してのサービスにつながりますが、それ以外にも飲食店側にとってもメリットが多くあります。

まずは、飲食店にWi-Fi設置をおすすめする理由をご紹介します。

冒頭でご紹介したように、お客様の中にはWi-Fiがあるお店をわざわざ選んで入店している方もいらっしゃいます。反対に、「このお店はWi-Fiがないから違うお店にしよう」と候補から外れてしまうことも考えられるのです。

2021年にエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社が行った「通信デバイスのデータ使用に関する意識調査」によると、性別や年齢にかかわらず「コロナ禍以降動画視聴サービスの利用頻度は増えましたか？」という問いに対して利用頻度が増えたと答えた方は62.4％という結果に。
さらに、「フリーWi-Fiを活用したことがありますか？」という問いに対しては、利用経験者が全体で約8割、10代女性は91.1％が「とても活用している、活用している、時々活用している」と回答していて、若い世代では動画視聴を目的として外でフリーWi-Fiを使用していることがわかります。

一方で、コロナ禍によってノマドワーカーが増加したことによって、若い世代だけではなくさまざまな世代でWi-Fi環境があることはお店を選ぶ際に選択肢の一つとなるのです。

出典元：「通信デバイスのデータ使用に関する意識調査」エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社

飲食店は、料理や飲み物が提供されるまでにどうしても時間がかかってしまいます。とくに、混みあっていたり席が空くのを待つ状況だったりすると、待ち時間が長いことがお客様の不満へつながってしまうことも。
無料でWi-Fiを使用できれば、待ち時間にスマートフォンを使用してゲームをしたり、SNSを見たりと快適に過ごせるため、お客様の不満を緩和させる一つの手段となり得ます。
スマートフォンの契約によっては通信量を気にされるお客様もいらっしゃるので、お客様にストレスを与えることなく待ち時間を過ごしていただくことができます。

お店の売り上げを上げようとしたときに、回転率を上げてお客様数を増やすという方法もありますが、お客様一人が注文する数を増やす「顧客単価」を上げるという手段もあります。
Wi-Fiがあることでお客様一人あたり滞在時間が長くなり、注文量が増えれば、それだけ顧客単価が上がり売上アップにつながります。

コロナ禍の影響を大きく受けた飲食業界は、売上高や利益率が大幅に減少しましたが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されると、消費者の外食需要も高まり経営の状況は戻りつつあります。
しかし、コロナ禍以前から問題であった人材不足については、解消されていない店舗が多く、帝国データバンクが2022年4月に行った「人手不足の割合」の調査によると、飲食店の人手不足の割合（非正社員）が77.3％と非常に高い割合を占めていて、深刻な状況が伺えます。

人材不足という深刻な問題を抱えている飲食業界では、さまざまな視点でデジタル化を進める必要があります。労務管理、従業員の評価、仕入れ、発注、レジなどをデジタル化することで、人材不足によって足りなくなっている人の手を補うことができます。

出典元：「人手不足の割合」株式会社 帝国データバンク

店舗内にWi-Fiを設置することで、それまで使用していたケーブルが不要になります。インターネット回線、防犯カメラ、レジ周辺の機器など、回線が必要だったものがすべて不要となるため、店舗内のレイアウトをすっきりさせることができます。
配線にはホコリが溜まるなど、汚れている印象を与えてしまうこともあるため、店舗のレイアウトを組む上で困る問題の一つでもあります。
お客様に清潔感のある印象を与えるためにも、ケーブル類が不要のWi-Fi環境を整えることをおすすめします。

飲食店でWi-Fiを設置しようとする際に、どのようなことに気を付けて選べばよいのでしょうか？ここからは、飲食店で使用するWi-Fiの選び方についてご紹介します。

Wi-Fiを設置する際、初期費用がどの程度かかるかを確認しておきましょう。相場は30,000～50,000円ほどですが、初期費用が不要のサービスを実施している会社もあります。
月額料金の相場は2,000～5,000円ほどです。また、電話とセットで料金が安くなるなどのプランがある会社を選ぶと、回線をいくつも用意しなくて良いのでおすすめです。

解約時にどの程度の料金が発生するかも事前に確認しておきましょう。契約時に最適のプランであっても、万が一解約したいとなったときに多額の費用が発生することがないか注意が必要です。

店舗のWi-Fiが、同時にどれだけの台数接続可能であるかを確認しておきましょう。小規模店舗であれば大きな問題になることはありませんが、座席が100席以上ある店舗で同時接続可能台数が10台などの場合、お客様からのクレームにつながってしまう恐れもあります。
また、通信速度も事前に確認しておく必要があります。インターネットを利用する上で、通信速度が遅くて使用できないというお客様からのお申し出をいただいてしまっては、せっかく導入したWi-Fiがクレームにつながってしまいます。
設置できていればなんでもいいというわけではなく、店舗の大きさやお客様の数によって快適に使用できるものを選ぶようにしましょう。

Wi-Fiは機械であることから、トラブルが発生する可能性もあります。急につながらなくなってしまったなどの理由から、お客様がWi-Fiを使用できなくなってしまった際に、お店の信用が低下することも。
万が一トラブルが生じた際に、24時間サポートしてくれるサービスがあると安心です。また、Wi-Fiルーターはレンタル品を選び、故障時は無償で交換保証があるなど、機器の故障にもすぐ対応してくれる会社を選ぶのがおすすめです。

Wi-Fiの設置というと、設置工事や電波のチェックなどが大変なのでは……？ と考える方も多いですよね。天井に設置するのか、壁掛けなのか、電波はしっかりつながるかなど、これらを行ってくれる会社を選ぶと安心です。

店舗のWi-Fiを選ぶ際は、セキュリティレベルの高いモデルを選ぶのがおすすめです。セキュリティ設定がしっかりしていないと、第三者に情報を抜き取られてしまう可能性もあります。
Wi-Fiには、WEP、WPA、WPA2という3つのセキュリティ規格があります。また、業務用Wi-FiとフリーWi-Fiを完全に分離していて、お店のスタッフや売上などの情報が漏洩しないものを選ぶと良いでしょう。
店舗もお客様も安心してWi-Fiを利用できるよう、セキュリティ対策が万全であることを確認しましょう。

USENが提供している超高速店舗向けWi-FiのU-SPOTは、フリーWi-Fiが使用できる業務用のWi-Fiに「大容量×超高速」のインターネット接続が搭載されている店舗向けのWi-Fiです。

全都道府県に140ヵ所以上あるサポート拠点によって、24時間365日の安心サポートが受けられます。
外国人旅行者用に12言語に対応しているという他にはないサービスも魅力。さらに、来店客を自動感知してプッシュ通知を自動配信するなど、店舗を運営する上であると便利なサービスも搭載されています。

なんでも酒やカクヤスでは飲食店様へ、USENのU-SPOTのご紹介ができます。
USENにはWi-Fiの他にもPOSレジやBGM、防犯カメラなど店舗に欠かせないサービスが豊富に用意されています。Wi-Fiの設置を検討している飲食店様は、ぜひカクヤスまでお問い合わせください。

飲食店にWi-Fiを設置する理由や、注意すべき点をご紹介しました。

飲食店ではお客様満足の向上のためや、人材不足を解消するためにWi-Fi機能が役立ちます。月額料金や初期費用を確認し、店舗規模や利用用途に合ったWi-Fiを選ぶようにしましょう。
日本人だけではなく、外国人観光客にとってもWi-Fiは必須。顧客層が広がり、顧客満足にもつながるWi-Fiは、飲食店には欠かせないサービスです。
お客様に「またこのお店に来たい」「ここにはWi-Fiがあるからまた来よう」と思っていただけるように、Wi-Fiの導入をぜひ検討してみてください。

記事中でもご紹介したUSENのU-SPOTは、大容量で超高速なWi-Fiとして飲食店様におすすめのWi-Fiです。
興味がある、話を聞いてみたいという飲食店様は、ぜひカクヤスまでお問い合わせください。

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